Chalcosoma chiron

主にカブクワの飼育をやっています。たまに恐竜やゲームのことも投稿していきます。

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最近の記事

グラントシロカブトの飼育その3 3齢幼虫

こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回はこの半年で大きくなったグラントシロカブトの飼育についてです。 2023年4月25日、卵たちが一斉に孵化し、幼虫になりました。上の写真では卵もありますが、翌日には全て孵っています。幼虫たちは順次廃菌床マットを詰めた200ccプリンカップに投入し、管理していきました。 7月、3齢幼虫が2〜3匹出現しはじめため、800ccクリアボトルに引っ越しさせました。この頃からフンが急激に増えてくるので引き続き気を抜かず世話を続け

    • コクワガタの飼育その1 産卵セット、ペアリング編

      ー謝罪ー この度は半年もの間、活動をサボっていて申し訳ありませんでした。ちょっとティアキンに熱中しすぎていたのが原因だと思います。 気を取り直して今回は、今シーズン夏に捕まえたコクワガタのブリードについて書いていきます。 近いうちに同じく捕まえたノコギリクワガタの記事も書くのでそちらもお楽しみに。 1.ペアリング・産卵セット ペアリングですが、クワガタはカブトムシと比べると交尾意欲がそれほど強くないためハンドペアリングは難しいです。そのため、200ccプリンカップにマッ

      • アトラスオオカブトの飼育その4 ~3齢幼虫~

        こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回はアトラスオオカブトの幼虫のお引越しと3齢幼虫が現れました。 卵が孵化してから3ヶ月、ようやく3齢幼虫の姿を見ることができました。 まだ早いかもしれませんが、一応のことを考えて1500ccの大きなボトルに移しておいています。 他の子達も次々と2齢後期まで成長していて、そろそろ200ccではきゅうくつだと思ったため、800ccボトルにすべてお引越ししました。 幼虫たちがちゃんと大きくなっていくところを見ているとなん

        • 青髪のライネル(ティアキン)討伐!

          ⚠️注意⚠️ この記事にはゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムのネタバレ要素が含まれるかもしれませんのでご注意ください こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回から新シリーズ、ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの記事を書いていこうと思います。今回は前作のブレスオブザワイルドで私が溺愛していた青髪のライネルとの戦闘報告と解説です。 1,青髪のライネルとは 青髪のライネルは主にラネール地方やフィローネ地方で見られる魔物の一種で、討伐すると騎士シリ

        グラントシロカブトの飼育その3 3齢幼虫

          今年初の昆虫採集〜あまり見かけない虫たち〜

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 いよいよ私の住む地域でも夏がやってきた!ということで今回は今年初の昆虫採集で採れた昆虫たちを軽く紹介します。 (今回は採集仲間と共に採りました) 詳しい解説記事は別に書こうと思っているのでそちらも見ていただければ幸いです。 1,コカブトムシ コカブトムシは、他の生物を捕食する肉食性のカブトムシで、体長は20mm前後。 オスとメスの差がほとんどなく、前胸背板が丸く凹んでいる方がオスなので、そこで見分けるのがいいです。卵か

          今年初の昆虫採集〜あまり見かけない虫たち〜

          新イラスト 完成

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回は新年度から使用する新しい表紙イラストが完成したので一応、紹介しておきます。 こちらは妹に描いてもらいました。 ちなみにアトラスオオカブトの幼虫が続々と孵化しているため、そろそろ記事出します 次回からこんな感じの表紙になります。 新年度もよろしくお願いします!

          新イラスト 完成

          赤くて小さなコクワガタ「エレガントゥルスコクワガタ」Dorcus elegantulus acudentatus

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回はインドネシアの小さなクワガタ、エレガントゥルスコクワガタについてです。 エレガントゥルスコクワガタは東南アジアに生息するクワガタの一種です。 特徴はとにかく体が小さく、赤いことです。 ♂の大顎の内歯が二股に分かれていて、名前の通りエレガントなクワガタとなっています。 こんな見た目をしていますが、この子も立派なDorcus系、つまりオオクワガタやヒラタクワガタに近い種類だということです。 この子達もブリードしよう

          赤くて小さなコクワガタ「エレガントゥルスコクワガタ」Dorcus elegantulus acudentatus

          2022年 総集編!!

          どうも、Chalcosoma chironです。 今回は2022年に投稿した記事の総集編です。それだけです。

          2022年 総集編!!

          アトラスオオカブトの飼育その3 卵たちの孵化

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回は、前回に引き続き、アトラスオオカブトの卵も孵化し始めたので記事を書きました。 (今回こそはピント合ってます。) 卵は8個あったんですけど、家の猫に卵管理用ケースをひっくり返されたせいで5つが⭐︎になってしまい、生き残った卵は3個まで減ってしまいました。 今回は、その3個のうちの1つが孵化していました。 そして、種親も⭐︎になったため、産卵セットも解体して処分しようとしたのですが、 まさかの↓ いったいなぜこの

          アトラスオオカブトの飼育その3 卵たちの孵化

          グラントシロカブトの飼育その2 幼虫編

          こんにちは、Chalcosoma chironです。(2ヶ月程失踪して,,,いませんよ?) 今回はついに、グラントシロカブトの卵が孵化しました! 孵化したのは以前の記事で紹介した19個のうちの1つで、卵用ケースの底から見つけたため、小さいプリンカップに急遽引っ越しさせました。 孵化にかかった時間は3ヶ月で、結構なせっかちさんだなと感じました。(普通は6ヶ月かかる)卵の方はあれから2つが⭐︎になってしまい、幼虫も合わせて合計17匹となりました。 3齢になるまではプリンカップ

          グラントシロカブトの飼育その2 幼虫編

          アトラスオオカブトの飼育その2〜産卵,卵編〜

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回は前回の続編、アトラスオオカブトの繁殖です。 アトラスオオカブトの基本情報についてはこちらの記事をご覧ください↓ 今回はアトラスオオカブトのペアリングをしよう…と思ったのですが、 購入日(1月12日)に実行したところ♀が♂を拒否してしまい、ワイルド品だからワンチャン持ち腹なんじゃね!?と思い交尾させずに産卵セットに入れてみました。 そして10日たった1月22日、産卵セットを解体したところ、 合計8個見つかりました

          アトラスオオカブトの飼育その2〜産卵,卵編〜

          三本角の猛獣!アトラスオオカブトChalcosoma atlas atlas(アトラスオオカブトの飼育その1)

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回の虫はようやく登場しました、我が家の主役Chalcosoma属のカブトムシ、 アトラスオオカブトです。 1, アトラスオオカブトとは? アトラスオオカブトとは、インドネシアやフィリピン、インドなどに生息するカブトムシの一種です。特徴は内側に向かって湾曲した胸角と頭角で構成される立派な三本角と全身を覆う強い光沢、そして緑色に輝く前翅です。 亜種もかなり多く、合計7亜種ほど存在します。 今回のアトラスはワイルド品のため

          三本角の猛獣!アトラスオオカブトChalcosoma atlas atlas(アトラスオオカブトの飼育その1)

          極小レベルの象さん ヨルゲンセンヒメゾウカブトMegasoma joergenseni penyai

          あけましておめでとうございます!Chalcosoma chironです。 新年一発目は我が家初のMegasoma属(ゾウカブト属って意味です。) ヨルゲンセンヒメゾウカブトの紹介です。 1, ヨルゲンセンヒメゾウカブトとは ヨルゲンセンヒメゾウカブトは、アルゼンチンなどに生息するゾウカブトの一種で、 その体長は♂50mm前後、♀35mm前後と、とても小さいカブトムシです。 小さいためか成長も早く、1年もあれば卵から成虫まで育ちます。 2, 幼虫管理 今回は幼虫をお迎えした

          極小レベルの象さん ヨルゲンセンヒメゾウカブトMegasoma joergenseni penyai

          中南米の黒き英雄!ヘラクレス・ヘラクレスDynastes hercules hercules

          お久しぶり!Chalcosoma chironです。 今回はついに世界最大のカブトムシ「ヘラクレス・ヘラクレス」をお迎えしました! ヘラクレス・ヘラクレスは数あるヘラクレスの中でもカリブ海に浮かぶグアドループ諸島にのみ生息しているいわゆる「ヘラクレスオオカブト原名亜種」みたいなカブトムシです。その体長は野外産であっても170mmを超える個体が出現し、2022年現在、飼育下における最大体長はなんと182mmと言われています。 実はコイツ、クリスマスプレゼントとして家に来たの

          中南米の黒き英雄!ヘラクレス・ヘラクレスDynastes hercules hercules

          番外編 Styracosaurus albertensis

          こんにちは、Chalcosoma chironです。 今回は番外編、自分が一番好きな恐竜の「スティラコサウルス」についてです。 1,基本情報 スティラコサウルス(Styracosaurus albertensis Lambe,1913)は中世代後期白亜紀カンパニアン期に生息していた角竜下目ケラトプス科セントロサウルス亜科スティラコサウルス属に属する角竜の一種です。 体長は約5.5m、体重は約2.7t、一番の特徴はフリルの先から3対(6本)突き出る長大なホーンレットです。その

          番外編 Styracosaurus albertensis

          ブリードを始めたキッカケ

          どうも、Chalcosoma chironです。 今回は私が昆虫のブリードを始めたキッカケについて書いていこうと思います。 まず先に言っておくと、この幼虫が全てを変えました。 こちら、タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫です。 友達のN君がペアリングさせた個体の子供を3匹譲ってくれました。 1匹は2齢で⭐︎になり、残り2匹が羽化してメスの成虫になりました。 この子が羽化する瞬間を見て、単に飼育するだけでは感じられない「生命の神秘」に感動し、ここからコーカサスオオカブトをは

          ブリードを始めたキッカケ