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眠くてダウナーな季節【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

朝は眠くて仕方がないですな。一方、以前に書いた記事で、午前中に頭が冴えてますみたいなことを書きました。

これは、どうやら時期によるようで、今の時期はなかなかダウナーな立ち上がりで、朝はとにかく眠たいです。

冬季うつなどともいいますが、冬場の日照時間がメンタルに影響してきます。

睡眠の問題はうつの症状のひとつです。うつ病が発症する前に、睡眠の問題が前駆症状として現れる場合が多くあります。

というのも、うつ気分と睡眠は脳内のセロトニンという物質が関係していまして、睡眠に関係するメラトニンが脳内で作用してセロトニンに変化します。

そして、メラトニンを作るために、朝〜午前中にかけて日光を浴びる必要があるので、日光が睡眠やうつ気分に関連してきます。

冬になると、日照時間が減り、雲も厚くなる(?) そうなので、物理的にうつになりやすい環境ができあがります。

わたしは、12月が誕生日なのにもかかわらず、冬はめっぽう弱くてですね、今くらいの時期に差し掛かるとダウナーになることが多いです。

こんな時期の過ごし方は無理をしない。これにつきます。

日々の仕事をこなしつつ、アウトプット時間を増やすというよりもインプットの時間を増やし、今後に向けて蓄えていくという感じです。

ダウナーな時期に無理しても、できることは限られていますので、できることだけコツコツとのスピリットで乗り越えましょう。

ちなみに、改善策としては、朝に日光をじゅうぶんに浴びることです。

もし難しければ光療法をする機械がネットでも売っていますので、光をしっかりと浴びるようにしましょうね。

日照時間の短縮:冬になると、日照時間が短くなります。これは、体内時計や概日リズムに影響を与え、人の睡眠パターンに変化をもたらす可能性があります。
メラトニンの分泌:日照時間の減少は、メラトニン(睡眠を促進するホルモン)の分泌に影響を与える可能性があります。太陽光が少ないと、メラトニンの分泌が増加し、これが睡眠欲を高めることがあります。
季節性感情障害(SAD):一部の人々は、冬の短い日照時間と関連して季節性感情障害(SAD)を経験することがあります。これは、気分が下がったり、睡眠パターンが乱れたりすることを特徴とします。
睡眠の質と持続時間:日照時間の変化は、睡眠の質や持続時間にも影響を及ぼす可能性があります。冬には、一部の人々がより長く睡眠をとる傾向がある一方で、他の人々は睡眠障害を経験することもあります。
生活習慣の変化:冬の期間には、屋内で過ごす時間が増え、運動量が減少することがあります。これもまた、睡眠パターンに影響を与える要因となり得ます。

ChatGPT先生より

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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