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帰国の裏で体調不良になっていた話

Hallo!

無事帰国した今だから言えるのだけど、実は、帰国を前に、体調不良になっていた。
でも、感染症とかではなくて、メンタルの問題。
だから、飛行機の同乗者には迷惑をかけていないというだけはまずここで書いておきたい。
あと、あまりきれいな話ではないので、食べ物を片手に読むことはおすすめしない。


帰国数日前から、睡眠障害が起こり始め、深夜0時くらいにやっと眠りにつき、3時くらいに目が覚めてしまうようになった。
そして帰国前日の朝、なぜか下痢に。
前日変なものを食べたわけではないし、朝まだ何も食べていない状態でなんで?と思ったのだけど、その後の朝食は普通に食べられたので、たまたまかな?と結論付けようとしたのだけど、どうやらそうでもなかった。

お昼ごろ電車に乗ったのだけど、電車の中という環境が落ち着かなくて息苦しくなってしまった。
到着したアレクサンダープラッツでトイレに行くと、また下痢が発生。
意味が分からない。
でも、トイレに行って多少すっきりしたので、そのまま予定通り次の目的地へ行くことにした。

移動中、「アレクサンダープラッツでトイレに行っておいたから私は大丈夫」と自分に言い聞かせ、どうにか電車の旅を終えることができたけど、着いた先のベルリン動物園駅で、お昼に食べようと買ったカレーソーセージを体が受け付けず、そんな自分にショックを受けた。ただ、ここではアレクサンダープラッツのような切羽詰まったことにならなかったことだけはありがたかった。

その後再びアレクサンダープラッツに戻ってベルリンテレビ塔で感動したおかげか、帰りの電車は精神的に落ち着いていたし、これなら明日は無事飛行機に乗れそうだと思ったのだけど、そんなに甘くはなかった。


出発の朝、朝のルーティンで基礎体温を測ったところ、37.48。
これは、高温期だとしても(その前日は36.81)高すぎないか?
実際高温期でもここまで高くなったことはなかったし、一気に不安になった。
でも、基礎体温計だし、実際より高く出てるかもしれないから、ととりあえず朝食にした。
朝食は、りんごと白湯という健康的すぎるコンビ。
まさかこれで何かが起こるはずがない。
そのはずなのに、一口食べるごとに気持ちが悪くなっていった。でも、気持ち悪くなるようなものじゃないんだから、と無理やり口に入れた。
なんとか食べ終え、体温を測ったら、37.1まで下がっていたので、これならちょっと高めとはいえただの高温期といってしまって大丈夫だろうということで出発することに。

それなのに、空港まで行く電車の中でまたお腹の調子が悪くなってきてしまった。
リンゴと白湯なのに?なんで?
空港に着いてトイレに駆け込むと、また下痢。
こんなことで長旅を乗り切れるのか?と不安になったけれど、今回の色々の原因は、帰国への不安が体調に出たということ以外考えられなかったので、とにかく行くしかない、と覚悟を決めた。
夫とはこの後2ヶ月の別れになるのに、それよりも自分の体調のほうが心配な出発となってしまった。

でも、酔い止めの薬を飲み、そして無事チューリッヒまでのフライトを乗り切ったら、なんだか安心してしまったようで、身体のほうも落ち着いてきた。
身体が受け付けないかと思っていた機内食も、普通に食べることができた。
着陸の時に飛行機が揺れに揺れたため多少気持ち悪くはなったけれど、どうにか無事に長い旅を終えることができた。

帰国して数日が経った今、帰国前の体調不良が噓のように元気に過ごしている。
まさか私がこんなに帰国に対して不安を抱えていて、そのせいでここまで体調を悪くするとは思わなかった。
4年間過ごしたドイツを去るということは、それだけ私には大きなことだったのだと思う。
ドイツありがとう。そして、これからは日本で頑張って生活の地盤を固めていきたい。








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