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【鑑賞後感想】門脇麦『あのこは貴族』その①

やっと重い腰をあげるようにして、10日前に読んだ小説で、1週間前に観た映画のことを書こうと思う。タイトルは『あのこは貴族』。先に言っちゃえば小説は75点で、映画は85点だった。要は、映画がとても良かったんだ。

どっちで記事にしようかと悩む必要はなかった。断然映画だった。だから、これは映画記事になる。

作者は山内マリコさん。はじめて読んだ。読了目安は5時間半。ジャンルは恋する本で「青春」とした。繰り返すが評価は75点。悪くない。面白く読んだよ。でも、なにより映画が抜群だった。

2021年
監督:岨手由貴子
出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静香
124分
ロマンス
85点

アマプラで観れなかったので、ずいぶんと久しぶりだったが、TSUTAYAで借りた。その甲斐はあった。

と、このことは先に話しておくべきことだから、包み隠さずに言おう。僕ははじめからこの映画を観るつもりだった。

要は、次の映画が決まったんだ。だから小説を読んだ。という流れになる。

たまたまYouTubeで見たんだ。岡田斗司夫がオススメしていた。みなさんは知っているかな? 「岡田斗司夫」を。僕は彼が好きでね、彼を信頼している。これまでもそうで、感覚が近い。もちろん、彼は僕なんかよりもずっとずっと深く作品を理解している。

いつものとおり、なかなか本編に入らない。しかもまだ続けるつもりだ。そんな彼が、本作をオススメしている動画を見た。それで、原作もよかったんだけど、映画が、ほんと、よかった! ということを話していた(もちろん、もっとちゃんと話していた。彼ほど話が上手い人など、そうそういないと思っている。ここが( )書きだけど、ほんと、岡田斗司夫はいい。すごくいいオタクだ。あの知識力とリテラシーはヤバイ。よかったら検索してみて、面白いよ!)。

ということで、早速その翌日か翌々日には図書館に行って小説を借りた。それを3日で読んで、その週末にTSUTAYAに行ってDVDを借りて観た。

間違いなかった。めちゃくちゃよかった。ただしかし、小説⇒映画って段階は踏んだ方が確実にイイ。なんだろう、こういうのを実写化に成功していると言うのだと思う。

映画を観ながら簡単なメモを、1行だけラインに残した。
それはこんなのだ。
「小説には書いてあったことだ。だけど映画は、読み取るのに力がいるな」

この有名過ぎる真実、当たり前のことなんだけどさ、そのことをひしひしと実感した。

前ほど小説を読みながら、映画を観ながら積極的にメモを残そうとすることはしていない。あれはあれで、けっこう体力と時間を使うし、さらにそれを記事にするのはそれなりに大変だったりする。言い訳じゃないが、今はそういうことはできない。ただ楽しく読んだり観たりしたく思う。粗探しのようなことは、今はいいや。ただ光るものだけが、記憶に残ればそれでいい。


この記事を書いている途中に、盛大に休憩した。YouTubeが楽しすぎる。本当はこの記事は30分で書いて、本を読んで、25時前には眠ろうと思っていたところだった。いけない、これ以上は寝不足だ。書ききって、懇意にしている友達の記事を読んで、そしてやっぱり寝不足になって、ああ、馬鹿だねえとか、そんな日曜日の夜を想像していたが、かなり入り口で躓いた。たぶん、辿り着かない。そこまでしたら、アウトだ。切り上げよう。でも、明日も書こう。明日、続きを書こう。そうしよう。

だから、今僕がすることは、この記事のタイトルにその①と書き足すことにする。

それともあれだろうか、この記事はドラフトして、明日しっかり書ききるべきだろうか、もちろん、それも正しいと思う。でも、そんなことしたら、きっと明日もnoteにログインしないだろう。だから、こんな途中のような記事で投稿しよう。することが大事だ。ひとつの生存を主張する。ちゃんと生きている。ただ、どうにもやる気がしないだけ。でも、またここで色々と書きたい。約束する。続きは明日だ。


やれやれ、誰に書いているだか。ナルシストだね。とりあえず、おやすみ。もう遅い時間だ。明日は寝不足だ。また、明日。

最後まで読んでくれてありがとう。おやすみじゃなくて、おはようかもしれない。それでもいい。ありがとう。夜に、続きを書く。よかったら、また読みに来てほしい。誰か、そういう人がいてくれると思うと、嬉しいんだ。

追記)その2を書いた。こちらも是非。

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