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【映画】LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘

すごい観たかったルパンの映画がNetflixにあったので歓喜して鑑賞しました!

LUPIN THE IIIRD シリーズの最新作。
深夜アニメも含めると全部で4作出ており、
雰囲気は大人のルパン三世っといった感じ。
金曜ロードショーに慣れてる人は違和感を覚えるかもしれない風合いのある作品だ。
だが、原作に近い作りなのでコアなルパンファンからはかなり高評価。

ちなみに他シリーズを紹介していくと…

LUPIN the Third -峰不二子という女-
こちらは不二子ちゃんにスポットを当てた作品で初の深夜アニメ。
なんだかんだ銭形警部にもスポット当たってるような…

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
こちらは次元にスポットを当てた作品。
最後までロマンで戦う次元がかっこいい。

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門
こちらは五ェ門にスポットを当てた作品。
結構グロいがモンゴエのいつもの超人アクションに渋さを足しておりカッコ良い。


あらすじ

心臓病を抱えた息子のために5億ドルの横領をした父親は、殺し屋に追われて自爆する。
そして、金の行方について鍵を握る息子もまた命を狙われることとなる。
少年と一緒に逃亡する峰不二子は、
ルパン三世や次元大介たちの助けで窮地を脱出。
しかし、その暗殺者は恐ろしい呪いの力を持っていた。
ネットより

ちなみに色々とネットで探したところ銭形警部が一切登場しないのはルパンシリーズとしては
本作が初めてらしい。
ちなみに五ェ門も本作は不在。

良かった点

①放映時間60分とは思えない濃厚さ
前編後編合わせて57分と結構短いが、
短期集中型の作品で話の展開やキャラクターの心情(特に不二子ちゃん)の表現等で
映画に集中させる作りになっており
短い時間だが満足いく作りだ。

②バンバン®️指定の表現を使用
ここ最近では珍しいアニメでの乳首(エロくはない)と
後は血の表現に傷が微妙に残る感じは手加減なくていい感じ。

③不二子ちゃん2回目のスポットライト
初代深夜アニメ枠で不二子ちゃんにスポットライトを挙げているものを放送したので、次は銭形警部主役か?と思われたが(銭形警部不在だし)
まさかの不二子ちゃんに再度スポットライトが…(確かに映画ではまだ主役ではなかった)
前作は不二子ちゃんの出生の秘密みたいな話だったが、本作は不二子ちゃんの母性が溢れてる話で二番煎じ的な話ではなくちゃんと作り直した作品のような感じでとてもよかった。

残念だった点

①ライトユーザーには少しとっつきづらい
筆者自身はかなりのルパンファンなので楽しんで観れたのだが…
あまりルパンを知らないライトユーザーには
少しとっつきづらい作品かもしれない。
いつものルパン三世のテーマは流れないし、
上でも記載したが金曜ロードショーのルパンを想像すると違和感がある作品かもしれない。

総合得点

90点

ライトユーザーにはとっつきづらいのでそこがマイナスくらい。
正直この手のコアファン向けな作品で
高得点はかなり難しいがこの作品は素晴らしい。
よくあるルパンの不二子ちゃんではなく、
母性を備えた不二子ちゃんを上手く表現しており
「峰不二子という女」で描かれた色っぽさとはまた違う色っぽさをちゃんと分けて演出している。

観終わった後は不二子ちゃんに恋したような
不思議な切ない感覚が残る。

おわり

そういえばルパン三世VSキャッツアイがアマプラに落ちたとか…
これはシティーハンター VSルパン三世も夢じゃないな!おい!

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