(詩)お父さん似

きみのお父さんを見たよ
偶然街でばったりとね
とっても立派な人だった
でもやさしそうだった
きみみたいにさ
何だか急に
自分のことが恥ずかしくなった
とっても敵いそうにないって
とてもきみを
幸せになんか
出来そうにない気がして
だからもう会えないって
今度きみに会ったら
言おうって決意したのに
きみの顔見たら何も言えなくなった
きみが
お父さん似だったんだって
分かったよ
きみの笑い顔見たら
何も言えなくなった

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