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冬のお手軽キャンピング

私達はコロナや国境閉鎖などもあって、何と2年半ほど旅行に行ってなかった。パートナーが10か月ぶりに帰国して以来どたばたと2か月が過ぎ、2週間前にやっと一息ついて2人でキャンプに出掛けた。とは言っても今は冬。北島の冬は雨が多い。硬いマットレスでは寝られない彼と、足が冷たいと寝られない軟弱カップルはさっさと楽な手段を選ぶ。

そうだ! キャンパーバン(キャンピングカー)で行こう!実は秋、冬のキャンパーバン旅行はとてもお勧めなのである。何故なら、キャンパーバンは雨が多い季節でも暖かく快適、キャンプサイトに殆ど人がいない、レンタカーも破格の値段で貸し出している。などメリット色々。キャンペーン最中はなんと6-7人乗りでも一泊3000円ほど。日本で同じことをしたら一桁違う。

キャンパーバンの他にもキャラバンと言って車で牽引するタイプのものもある。オーストラリアでは雨が少ない場所が多いのでこのタイプが主流らしい。

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キャンプサイトにキャラバンだけおいて、その後は車でいろいろ回れるので便利ではあるが、私が牽引するのが苦手(私は自分が運転したい)なのと、雨の多いNZでは走行中にトイレに行くのに, わざわざ停車して雨に濡れてキャラバンに回らなくてはいけないので却下。

NZは自然を守るためにSelf-Containedの車でないと車中泊できないキャンプグランドが沢山ある。つまり、飲み水のタンク、グレー(雑排水)とブラック(トイレからの水)タンク、キッチンシンクと排水タンクを繋ぐしっかりとしたパイプ、ポータブルトイレ、蓋つきゴミ箱などが設置されていて指定の審査を通過してステッカーをもらった車しか認められない。

パートナーのキャンパーバンはFord社。オーストラリア、イタリア、イギリスなどからのキャンパーバンも多くあるが、自家用を購入予定ならばインテリアの違いだけでなくタンクの大きさや冷蔵庫、ポンプ、暖房、キッチンコンロなどがそれぞれどのようなエネルギーで動かされているかは大切なチェック項目だ。窓やドアに網戸が付いているかも私には重要だ。

トイレは基本小のみに使用している。最終的には自分で排水をしなくてはいけないので、大が入っていると厄介。シャワーもついてはいるが、今回は温泉の旅なので使う必要はなかった。狭いが故にキッチンを使えばすぐ温まるし、暖房を使ったとしても一瞬で温まる。雨の日はテントにいるかのように雨音が身近に聞こえ(でも温かくて広ーいベッド)、天窓や小窓から降り注ぐ星々がベッドから望める。

キャンパーバン生活での私の醍醐味は、普段は難しいミニマリスト、シンプリストに楽しくなれる事だと思っている。次回は今回のキャンプの紹介をしたい。

次回8月1日にまたお目にかかれると嬉しいです。


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