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キャンパーバンで未来の自分を考えた

次回に続き https://note.com/aotealoa_/n/n52e5a3a3c42f 冬のお手軽キャンプについてお話ししたいと思う。

今回季節が雨の多い冬だったので、キャンピングカーでのお手軽キャンプとなった。お天気も一週間のうち半日だけ雨が降っただけで、ほぼ晴天に恵まれたが気温は最低気温が1度、最高気温が13度程で冬の一般的な気温となった。目指すは温泉で有名なロトルア。沢山の温泉と湖が集まり、先住民のマオリの人々の部落も数多くある。温泉で有名な別府市と姉妹都市でもある。

キャンピングカーでのキャンプの醍醐味は、やはりお手軽さである。大きな駐車場があればショッピングモールでも駐車できるし、キャンプ場にももちろん行ける。のんびり屋の私たちは家から10分ほどのスーパーでマフィンを買って、その駐車場でモーニングティーをまず楽しんだ。

最近のキャンピングカーはオートマはもちろんオートクルーズも高性能なバックカメラも搭載。車高が高いので運転していて気分が良い。

キャンパーバンが泊まれるキャンプサイトを専用のアプリなどで調べる。NZにはDOCキャンプサイトと言って環境保護団体が200以上の色々なレベルのキャンプサイトを管理してくれている。

今回は小川と温泉に挟まれた無料の、パワーサイト(電気が使える)がいくつかあり、汚水処理設備もある(すぐそこにスーパーも!)キャンプサイト。

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2か所目はDOCキャンプでロトルア湖の先にあるロトマ湖。この近くには先住民のマオリの人達が整備管理してくれている自然のままの温泉がある。湖を臨むキャンプ場は私たちだけで、とても静かで優雅な数日を過ごすことができた。

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3か所目はDOCキャンプとは異なる何でもそろっているホリデーパーク。キッチン、トイレ、シャワー、電気、ランドリーにカフェ。ここは特別温泉付き。

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4か所目は今回一番のお気に入り。無料の単なる公園なのだが、NZで最も長いワイカト川沿いで、何と無料のBBQ台と温水シャワーがあるのだ。もちろん清潔なトイレも。この公園からは川沿いのマウンテンバイクとお馬さんも通れるトレイルがある。途中深い谷底を眺められるつり橋もあり変化に富んだ山道を25kmほど楽しんだ(うそ、美しい道だがかなりつらかった…)

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温泉を楽しむと言っていたはずなのに、今回も5日間で100㎞のマウンテンバイクを楽しんだ? 私には結構過酷ではあったが、自然に親しみ思いっきり体を動かせたのは、心のリハビリになった。ここ数年誇りに思っていたこの国に嫌気がさしていたのだが、今回のキャンプでこの国の素晴らしさを思い出すことができたのである。そうだ、そうだ、これがNZさ!

キャンパーバンの素晴らしさを再確認することもできた。とても楽しく快適にミニマリストシンプリストになれるのだ。限られたスペースに最小限の荷物を積める。水はタンクにあるだけなので、無駄遣いしないように。でも、トイレ、シャワー、ガスコンロにオーブン、暖房も冷蔵庫だってついている。日中はソーラーパネルで蓄電する。暖房は狭いのであっという間に温まる。天窓で夜空を楽しみにながら眠りについたり、時に窓越しに冷たい雨に濡れる木々を眺めながら温かいお茶をすすることだってできるのだ。

ふと考えた。パートナーに先立たれたり、世間から逃げ出したくなったらキャンパーバンで暮らそうかしら。私は既に私より年上の女性二人が家を持たずにキャンパーバンで暮らしているのを知っている。

次回は遅れずに2週間後の8月15日に投稿できるよう頑張ります。
お時間があれば、またお越しくださると嬉しいです。





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