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希望はどこかにある

乃木坂46 24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のMVが公開されました。

アイドルがすきで、日向坂46もジャニーズも、時折48Gも「いいな〜」と眺めているのですが、わたしはやはり乃木坂46がすきなのだなあと思わされる1曲でした。

欅坂46の曲やパフォーマンスをみて「すごいなー」と漠然と思うことはあっても、あまり共感できない。自分の感情のなかにはない葛藤を歌っているひとたちでしかないのです。
応援していてCDを買っている日向坂46でも、曲を聴いていて「共感」することがありません。
あんなあまずっぱいさわやかな青春とは無縁でした…。それでも好きなのですが。

それがすべてではありませんが、やはり「共感」してしまうというのは強い。
わたしにとって乃木坂46は、かわいい、すき、きれい等々にくわえて、「共感」の対象なのです。

夜がきてから1日をふりかえり、明日のことを考えると、薄暗い気持ちになって、なぜ生きているのだろうと世間に対して申し訳なくなる。

止まることなく進んでいく群衆のなかで立ち止まり、どこかをみつめているメンバーの映像を見ていると自分の弱い部分を突き付けられているような感覚に陥りました。

ふつうに起きてふつうにはたらいて、ふつうに家に帰ってふつうにねむる。そんな日常の裏側で涙をながし、わきあがる「ふつうに」すごすことへの疑問からなにもかも不安に思えてくるような、そんなことあるよな、それでも前をむいて生きていきたいのだと、苦しくなる、そんな曲です。

否定的な意見が多いMVですが、松村さんの表情や、キャプテンが立ち去ったあとの「乃木坂46」の文字など、わたしは好きな要素も多々あります。
(みなみちゃん映ってない…というのはありますが…。今回は乃木中で解説がありそうな感じには思えないのでネタにすらならないのでは)。

カップリングもすてきな曲ばかりなので、発売が待ち遠しいです。

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