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日記

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毎日、日記をアップします。
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記事一覧

昼顔や詩人のコートをクリーニング

昼顔の季節なのか。どこでも咲く雑草だけどたくましさがあるよな。朝顔とか夕顔が儚いイメージ…

やどかり
20時間前
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GWチャイコかショスタコタコ踊り

一日置きに猫の日になることはわかっているのだが、昨日は聖書の本で躓いてしまった。最近、文…

やどかり
4日前
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GW立夏駆けていく子供かな

今日は雨予報なので、昨日はなんとしても外に出ようと映画館に行ったのだが、けっこうマイナー…

やどかり
2日前
9

「バビ・ヤール」悶え苦しむタコの舞

朝散歩しようかなと思ったのだが日記を忘れていた。日記は調子のバロメーターになるから、なん…

やどかり
3日前
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眼球に映る新緑歪む白日

球体オブジェに映った樹木と空なのだが、「新緑」という感じか。昨日も初夏の気温だと思ったの…

やどかり
6日前
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猫の夢まだまだ春眠 四月尽

昨日は見たい映画が平日の最終だと知って今日見に行くことにしたら映画館が休みだった。それで…

やどかり
9日前
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猫の日や沈む身体(からだ)五月晴れ

また「猫の日」だった。『白鯨』の返却期限だったので、それを読んでからと思ったのだが「地獄絵」を見て時間を無駄にしていた。『白鯨』もリヴァイアサンという海の悪魔の話だから「地獄変」と言えば言えるのかもしれない。そういえば、林佳評論集『船長の行方』を読んでいたら高柳重信の俳句も『白鯨』っぽいなと感じた。 一行空けに意味があるらしい。そこに『白鯨』を感じてしまったのだ。過剰な読みだが。地獄絵図を見ていて火炎地獄を想像したのかもしれない。高柳重彦はマスターしたい俳人だった。 地獄

救急車サイレンを聞く月見酒

昨日の夕焼けの写真をアップしながら昨日が満月だったのを思い出した。目をこすりながら写真を…

やどかり
13日前
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目をこするこんな世界に猫の手よ

今日も猫の日だ、昨日がということなんだが。雨が降ると行動出来ない。今日の一句 たいしたこ…

やどかり
2週間前
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八重桜血塗相図(けちずそうず)の小町なり

ソメイヨシノはすっかり葉桜になっていたが、八重桜はいまが満開。八重桜は遅いからかな、あま…

やどかり
2週間前
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暗雲が垂れ込める鯉のぼりかな

出遅れた。身体の調子が悪いのだ。死ぬのかなと気弱になるほどである。今は普通なんで、波があ…

やどかり
2週間前
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ものほしい硝子のむこう猫の恋

一日置きぐらいの猫の日が定着しつつあるな。猫俳句ばかり増えて困りもんだが今日の一句。 季…

やどかり
2週間前
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猫の日や普通の人がツチを殺す

一日置きに猫の日だった。動けない。右足が痛くて。まあ、それほどでもないのだが、先日転んで…

やどかり
2週間前
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終演は雨、黄砂混じりの鯉のぼり

雨の鯉のぼり。桜が咲くと一年のスピードが上がるな。もう鯉のぼりの季節かと思ったら4月も後半だった。今年は桜が咲くのも4月だったから例年以上に時間の進み方が早いような気がする。もう穀雨の句も詠んでしまったし。俳句をやっていると季節に敏感になるというか、季語に敏感に反応してしまい、例えば二十四節句とかあるのだが、西暦カレンダーよりも頭はそっちの方に行ってしまう。これは中国の四季の分類法を日本が国家成立の頃に学んだということであるようだ。時間を支配をするものが権力を握る。タイム・イ