ああ、10月だ。
今年も残りわずかになってきたということが信じれない。
嘘でしょ？と言いたいところだが、残念ながら現実だ。

このnoteを書くまで自分も自分の周りも、それぞれが抱える壁にぶつかっていた。その壁は今も立ちはだかっているかどうかはその人たちにしか分からない。

私はやっぱり台風のせいで仕事の内容が普段の2倍近く多くなり、気象庁が発表している台風の進路予想を見ては絶望ともいえる船のスケジュールに頭を抱えた。船のスケジュール管理は精神的にしんどい。前も書いたけれど、私たち人間は自然の前では無力だ。どうすることもできない。それでも凝りもせずまた台風はやってきた。ニュースの気象コーナーで「今年最大の台風かもしれません。」なんて言ってるけど、今年最大なんて台風が直撃する度に言っていることに彼ら、彼女らは気づいているのか。私は少なくともすでに今年3回以上は聞いた。台風が来る度にその台風に「今年最大」とアップデートされ続けているのを私は知っているぞ。「今年最大」を使っている天気予報のアナウンサーはきっと原稿に書かれてあるであろうこの都合の良い言葉を使うのをやめてほしい。
たまに「風速何ｍの予想です。」と言っているアナウンサーもいるけれど、風速何ｍがどれだけの威力があるのか、視聴者は理解しているのか。
ごめん、ちょっと熱くなり過ぎた。これ以上仕事のことを書くと止まらないからここらでストップ。

ここ最近はそれに加えて、へとへとになって仕事から帰っても英語の勉強はどうしてもしなくてはならなくて、時間もなかったしとにかくやるしかなかった。

何かと仕事と勉強でバタバタしていたその週は毎日のように誰かから電話があった。その中の一人、長い付き合いの彼女から夜中に着信が入る。
私はスマホの通話ボタンを押していつものように「もしも～し。」と話すと彼女はわんわん電話越しで泣き出した。びっくりして「どうした？」と、何があったかを問うと、駆け込み寺のように彼女は背負っているものを吐き出した。
彼女は最近転職をして、今は責任ある立場で働いている。転職をしてから会うたびに「仕事やばいわ～。」なんて呟いていたけれど、とうとう彼女の中のピンと張り詰めていた線がその日、切れた。
負けず嫌いで、真面目で、メーターを振り切るまで仕事を頑張る彼女の姿は私自身が見習わなければと思っていたのと同時に彼女のことを心配もしていた。
とにかく、吐き出させることが第一だと思い、その日は彼女の話を聞いた。
とりあえず、近々会おうということになり会ったのが昨日の夜。

会った時、やつれた彼女のその姿を見て心配になった。
行きつけのお店がまさかの定休日でお互いにその店で食事をするのを楽しみにしていただけにショックを感じながらも、その店から近いアットホームな居酒屋で二人で飲みはじめた。

彼女は疲弊しきっていた。
仕事でいっぱいいっぱいになった彼女は精神的にアウトになっていた。SOSを彼氏に求めたけれど、残念ながら、それは叶わなかった。それだけが原因ではないけれど、二人は別々の道を歩むことを決めたという話を彼女から聞いて、切なくなった。ああ、なぜだと思いながらも二人が決めたことだ。
間違っても、これを読んでいる人たちに大切な人が弱ったときはあーせー、こーせー。こーせー、あーせー（ミキか。）と書き連ねたいわけではない。偉そうなことを言いたいわけでもない。恋人たちには恋人たちの事情がある。それを外野が口を挟むと場外乱闘発展に間違いないだろう。サンデーモーニングに出演している張本さんにのように「喝！」とは誰からも言われたくない。それに私はまだnoteを退場させられたくない。（R.I.P Mr, Masaichi Kaneda)

美味しいご飯を食べながら、仕事のことやプライベートのこと、2022年にできるジブリミュージアムは一緒に行こうねなどとベラベラ話して、私たちが出した結論は「これも経験よね。」ということで落ち着いた。この言葉の中に多くの意味が含まれているけれど、それは私と彼女の秘密。結論を出した彼女の顔は少しだけ会った時よりも柔らかくなったのを感じて私の心配指数が軽減された。
「次はカラオケね、今夜はブギーバックはマストで。」と言ってバイバイする。
ちなみに、私たちが歌う「今夜はブギーバック」は小沢健二の方ではなく加藤ミリヤ feat. 清水翔太＆SHUNの方である。
彼女と出会った高校時代、私たちにとって加藤ミリヤと清水翔太はテッパンというか王道というか、ギャルっぽく言えば「神的存在みたいな？」って感じで、あの時、二人の曲を何度聞いたかは分からない。
この曲は私たちの心のベスト10に入ってるし、いつの頃も今も盛り上がるのはこの曲だし、夜の終わりにはやっぱり彼女に素敵なワンダーランドが待ち構えていてほしいと願うばかりだ。

さて、私も明日も仕事だ。
今朝、なぜか土曜日と勘違いして危うく遅刻寸前だった。私はどれだけ休みを待ち焦がれているのか。

さーて、次回のnoteは
「夜中から早朝にかけてのコンビニバイトと夜中のタクシー運転手は大体高齢者」
「き～ざくらっ、呑（どん）！」
「コーテル、イーナーホー！キムハン、イーナーホー！」
豪華3本のどれかをお送りする予定でーす。（多分）

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