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結婚記念日や誕生日にはもらえなかったのに、ふらっとスーパーで私の好きなピンク色の花束を買ってきたイギリス人夫のデービッド。

今日は心に余裕があったに違いない🤣

「お花買ってきたよ」と話しかけようとするも、私はイギリスオンライン旅行の講座のまっさい中、講座が終わりキッチンへ行くと色々な食材と一緒に花束が置かれてた。

普段あまり食料品の買い物はしないデービッド、何かのついでで時間があったのか?と思いながら買ってきたものをチェック。

ベーコン、カスタードクリーム、数日前に私が買ってきたものばかり😅

「なんで私が買ってきたのと同じもの買っちゃうかな〜」

と言いたい気持ちをグッとこらえ

「お花ありがとう!愛されてるのがわかって嬉しい」

と可愛い女を演じてみた。笑

花瓶が見当たらず、仕方ないのでステンレスの鍋に入れて飾ってみた。

意外とサマになってる気がする。

イギリス人と結婚して良かったと思うのは、こうしてお花をプレゼントしてくれたり、愛情表現をきちんとしてくれる事…。

言葉やスキンシップでお互いの気持ちを伝え、確認していくことが良い夫婦関係を保つうえで大事になってくる。

私が生まれた九州は「黙って俺についてこい」タイプの男性が多く、花はくれないし、女性が男性に尽くすパターンが多い。

私もどちらかといえばベタベタするのは苦手で、男っぽいサバサバしたタイプだった。

日本に住む家族を紹介するために一緒に旅した時、人前でよそよそしく振る舞う私に戸惑っていたデービッド、日本に戻るとつい日本人モードのスイッチが入る私😅

むかし付き合ってたリチャードと日本を旅行した時も同じ態度を取り

「僕たちもう友達なのかな?」と言われたことがある。

結婚してからも日本人独特の相手を思いやる発言や態度が、相手を混乱させたり、国民性や文化の違いから、お互いを理解するのには苦労した。

観察力の鋭いデービッドは

「今ノーって言ったけど、本当はイエスなんでしょ」

と私の本心をだんだん見抜くようになり、いつの間にか気を使わずに思ってる事が言えるようになった。

おっちょこちょいの私がコンロのガスを消し忘れて出かけた時は

「ガスがちゃんと消えてなかったよ、家は燃えてないから大丈夫だけど」

と電話越しに言われ「きゃーごめんなさい💦」と謝ったら

「次回から気をつければいいよ」とポツリ

人の失敗を責めないのもイギリス人ならではかもしれない。

渡英して15年経ち、最初抱いた印象と変わらないのは

イギリス人は優しい!(特に男性…笑)ってとこ。

重い荷物を抱えてたら手伝おうとしてくれるし、お爺ちゃんが若い女性に席を譲ろうとするし、弱い立場の人にはとことん優しい、紳士の国イギリス🇬🇧

結婚するならイギリス人、オススメです!(当たりハズレがあるから責任は持てないけどね、笑)


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