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異業種で働く私が、コスメコンシェルジュを目指した理由。

■ きっかけ

佐伯チズさんの「美肌塾」という1冊の本。

この本を手に取った事がスキンケアに興味を持ち始めたきっかけでした。当時の私は中学生だったのですが、屋外での部活動で汗を流していた影響でお肌は日焼けで真っ黒。炎天下における紫外線は、思っていたよりも肌にダメージを与えていたようで、引退を迎える頃には頬骨のあたりにソバカスのようなシミがたくさん出来てしまっていました。

そんな時に、図書室で何気なく手に取ったのが美肌塾という本でした。(そもそも学校の図書室に、この本があったことに驚きますね…!)

正直にいうと、そこに書かれていた内容はほとんど覚えていません。シワやたるみなんて、当時の私にはいまいちピンときていなかったし、ほとんどのページをパラパラと流し読みしていたように思います。ただひとつ、『お風呂を上がってから30秒以内に化粧水をつけましょう』っていう佐伯さんの教えだけはずっと頭に残っていて、それから意識して続けたおかげで、今ではすっかり習慣になってしまいました。

お風呂から出てタオルドライをした後は、肌の温度も高く湿度が一気に下がってしまうため、乾燥しやすい状態となっていきます。入浴後20~30分後には入浴前よりもお肌が乾燥する過乾燥状態になると言われていて、佐伯さんのアドバイスはその乾燥から、お肌を守るための秘策だったわけです。

美肌を目指すには、いい化粧水や乳液、美容液を使おう!みたいな考え方が巷には溢れていて、お肌の知識であったり、基本的なスキンケアの方法であったり、自分の肌に合う化粧品の選び方といったものについては、ネット上では学ぶことが出来ませんでした。

■ コスメコンシェルジュについて

コスメコンシェルジュとは、色々な肌の悩みに対して最適の化粧品を選び出し、提案することができるプロのことです。化粧品の基本的な知識はもちろん、成分表示が読めるようになることで専門知識を身につけることが出来、より深く化粧品の特徴を理解したり活用したりできるようになります。

コスメコンシェルジュになるには、文部科学省後援の日本化粧品検定に合格することが必須条件なのですが、この検定では化粧品に関する知識だけでなく、肌の構造からスキンケアの方法に至るまで、幅広く美容に関する知識を学ぶことができます。

人はそれぞれ違う性格があるように、お肌もそれぞれのタイプがあって、憧れの芸能人が使用しているものが必ずしも自分の肌に合うとは限らないし、年齢だけではなく、季節によっても変化していくお肌を私たちはケアしていかなければなりません。

特に私は、保湿には欠かせない『乳液』が肌に合わないので(使用するとニキビが出来てしまいます)、乳液なしでのスキンケア方法を模索していました。美白にもかなり関心を寄せていたし、これ以上シミを増やさない方法も学びたいと思っていました。

プロフィールでは、自己啓発の一環なんて一言で簡単に書いてみたのですが、仕事のスキルアップのためではなくて、自分のためにこのコスメコンシェルジュを目指すことに決めたのです。(1級の合格だけでも十分だったのですが、せっかく目指すならコスメコンシェルジュを!と思ったのも理由のひとつ。)

■ コスメコンシェルジュになってみて

勉強をしてからは、自分で学んだ知識をもとに、自分の肌に合うような化粧品の選び方を考えられるようになったし、化粧品売り場でよく行われる「肌の水分量と皮脂量チェック」でも、水分量と皮脂量がバランスの良い状態ですよって言われるようになりました。

何事も基本が大事とはまさにこのことだなと思っていて、乳液や特別な美容液を使わなくても、バランスの良い肌状態を作り出せていることに、個人的に十分満足したりもしています。

先ほども言いましたが、お肌にはいろんなタイプがあって、私には私にベストな化粧品やスキンケアを体感することしか出来ません。だから、私がこの肩書を利用して、コスメ商品のオススメ記事を書くのは荷が重すぎるなって考えているし、スキンケアの記事も偏りが出てしまうように思っています。(乾燥肌さんの記事は書けても、脂性肌さんの記事はあんまり書けない気がする…。)

だから私はこれからも、自分の為に知識を深めていきたいな。

もしかすると、たまにはこのnoteで役に立った美容知識を紹介することもあるかもしれません。同じような悩みを持つ方の参考になることを願って。

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