書きたいことは無いのに書きたい欲だけが迸っている時がある。
今それなんだけど。

久しぶりにウイスキー飲んでるからかな。
わたしは普段飲みませんけど
飲む気ならけっこう飲める。しかもウイスキー好きなんです。

普段飲まないのは、睡眠に関わる錠剤たちと相性が悪いから、
というのが最初の理由。
医学的にノーと言われれば、イエスと従うのがわたし。
わたしの人生の多くの時間、『先生』と呼ばれる生き物の言うことは
ほとんどの場面において強制的な正義だった。
父も小学校教師だったし母もピアノ講師、叔父も高校教師、
祖母も書道の師範。正義に囲まれて育った。言い過ぎ感あるけど
まぁちょっとウイスキー(※ロック)が回ってるから許して。

最初のうちはノンアルコールビールを有り難く頂戴していたのだけれど
そのうちノンアル全般も別にいいや、金が勿体ないし。みたいな心境になり
夕食の時にランチョンマットの右奥に缶が置かれることはなくなった。

麦酒はもちろん、麦茶すら飲まない。
食事の時に飲み物なくても平気派。

書くことはないと言いつつここまで原稿用紙1枚分くらい書けました。

どうでもいいようなこと並べてる気がするけれど。
嫌いじゃないでしょ？

そう。ノンアル杏子になったのはそういう経緯。
そのタブーをぶち破って事もあろうにバランタインとかキメてるんで
今夜は眠剤の類を飲まないで寝ることになります。

中途半端に飲むとよく眠れなくて翌朝ものすごく後悔したりしますが
それならば爆睡できるくらい飲めばよかろう。くらいの心意気です。
いけない奥さんです。いいんですよたまには。
今まで先生にガッチガチに固められて来たんだから。

真面目なんです。
不真面目なことしてると自分を責める仕組みがうまくできちゃってる。
あたしはそこをぶっ壊したいと思ってるんですよね。
たとえばちょっとだけ体調悪くてパート休む連絡をするじゃないですか。
(今は専業主婦ですがかつてパートしてました)
それでパートが終わる時間まで罪悪感で苦しんでるんですよわたし。
馬鹿じゃないのかと思うけど、真面目に馬鹿なんですよ。
ちょっとだるいなーサボろって決めて休むことにしたなら
楽しんでやればいいのに、せっかく休んで何してんだお前。という。

あー。なんかあれですね。酔った勢いで自分語り始まってますね。
後輩ちゃんの前とかでやると嫌われるやつですね。

今更引っ込みもつかないのでこのままぶっちぎりますけどね。

今日あれですね、「ぶっ○○」って表現が当社比1.8倍くらいになってますね。
いい感じです。褒めていいよ。

ウイスキーも二杯目がグラスに注がれて氷からゆるりゆるりとした線が
流れていく。

うん。楽しい。音楽聴きながら文字を打ってお酒を飲んで。
最後の一個は健康上あまり善しとされなくても、楽しいからいいや。
こういうものがあるから楽しいんだと思う。

常に飲んでないと楽しくなかったらそれはもう依存症だし
それって楽しさのハードルが上がるだけで
つまりデフォルトが楽しくないし。

たまに"いけないこと"を自分の責任の範疇に於いて
楽しめるのは大人の特権かもしれないな。