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5歳児の告白

息子が年長さんになった日、僕も新学期が苦手だったことを思い出した。

それから数日。

子「ぼく、友達はいるけど仲間はいないねん。」

仲間とは、ずっと一緒にいられるような友達らしい。

父「そっか……いま仲間になりたいと思う子はいるん?」

子「ううん、まだおらん。」

父「そっか……ほんなら、焦ってもしゃあないな。仲間になりたいと思える友達ができるといいな。」

と言って、スグに訂正した。

父「いや、それで無理して誰かと仲良くする必要はないんやで。〇〇くんが仲良くなりたい子がいたら、その時に勇気だして話しかけてみたらいいからな。」

子「うん。」

父「……もしかして、さびしい?」

子「ううん、さびしくはない。」

父「そっか……さびしい時はパパやおっかあ(ママ)に言うんやで。」

子「は~い。」

息子から見ると、新しいクラスでA君とB君は仲間、CちゃんとDちゃんも仲間と、それぞれ「仲間がいる」ように見えるらしい。

……うん、忘れてたけど僕もそんな経験をした気がする。

じつは、そんな会話をした前日に、息子は蕁麻疹が出て幼稚園を休んだ(お医者さん曰く、この時期は新学期のストレスで蕁麻疹が出る子が多いんだとか)。

だからこそ、とっさに気の利いたこと言えなかった自分にモヤモヤ。

公園や幼稚園で「〇〇くん遊ぼ!」と声を掛けられている姿を見て、安心しきっていた。

5歳児は5歳児なりに幼稚園という世界について考えているんだと、あらためて。

いやーーーーーーーー上手いこと語れる父親でありたかった!!!!!!

なんて考えながら帰宅。

父「今日は幼稚園どうやった?」

子「めーーーーーっちゃ楽しかった!!!ぜんぶの遊びした!!!」

……そもそも希望のクラスになれなかった日のこと、忘れてた。

好きな女の子と同じクラス!これは嬉しい。

……心配して損した。

でも、蕁麻疹が出るくらいなので、何かしら緊張や不安はあるのだろうと思う。

だからこそ、何かあった時に相談してもらえる関係性を保ちたいと思った。

何より、いつか大切な仲間ができますように。

今日の点取り

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あぁー!梅田のブルーノでカレーを食べたい!!くっそ美味しいねんな……

昔、女の子を連れてって「私カレーライス嫌いやねん。ナンは好きやけどライスは苦手。」と言われたトラウマ!!!!

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