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CANON Aシリーズ

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CANON Aシリーズのまとめ
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Canon AE-1 PROGRAMの分解

Canon AE-1 PROGRAMの分解

キャノンAE-1プログラムは、キャノンのフィルム一眼の中でもぴか一の人気を誇る機種です。
しかし、高確率でシャッター鳴きを起こしていて、症状はAE-1より重いことが多いです。
また、ファインダーアイピースの裏側がカビていたり、自慢のAEが狂っちゃっていることも多いので、トップカバーを外して対処していきます。
参照:
Canon AE-1の分解と電池室の落ち込み解消
Canon AE-1 プログラ

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Canon AE-1の分解

Canon AE-1の分解

キャノンAE-1は、キャノンAシリーズの中でも一番目にする機会が多いと思います。
一番近い機種のCanon AE-1プログラムは、ミラー室からスクリーン清掃可能なのに対し、AE-1はそれができないのが全くもって悩ましいです。
持病としてシャッター鳴きがありますが、AE-1プログラムに比べれば症状は軽くすぐに治せます。治し方はA-1なども含め同じです。
参照:
Canon AE-1 PROGRAM

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Canon A-1の分解

Canon A-1の分解

キャノンA-1は、AE-1から始まるキャノンAシリーズの最高級機種です。
今回はトップカバーを分解しますが、とにかくパーツが多いカメラです。
分解に慣れてない人だと泣いちゃうかもしれません。
なお、ボディカラーはブラックのみでシルバーはありません。
分解難度: ★★★ パーツ数: ★★★★★

基礎知識

ファインダー内の液晶表示は、バッテリーチェックボタンについているレバーでオンオフが切り替え

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Canon AV-1の分解

Canon AV-1の分解

キャノンAV-1は、ほとんどブラックしか見かけませんが、シルバーもあります。
あまり高値でやり取りされるカメラでもないので、カメラ転売が目的なら、AV-1、AL-1よりはAE-1とかAE-1プログラムなどの他のキャノンAシリーズに手を出した方が得策です。
ヤフオクなどではシャッター切れない個体が良く出回ってますが、通電さえしていれば概ね治ってくれます。
とはいえ、AE-1なんかに比べると蘇生率低い

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モルト交換(キャノンAE-1)

モルト交換(キャノンAE-1)

Canon AE-1のモルト交換をしていきます。
交換箇所は、ミラー室と裏蓋上下の細い溝と側面です。

作業前に画面中央のピンを押し下げて裏蓋を外しておきます。

モルトの除去裏蓋の溝に沿ってアルコールを注し、モルトをふやかします。

巻き上げレバーの下部分には、モルトが切れている部分があります。
内部まで繋がっているので、あまりアルコールが入り込まないように加減して下さい。

一通り、モルト全て

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Canon AE-1 プログラムの電池蓋交換

Canon AE-1 プログラムの電池蓋交換

キャノンAE-1 プログラム(*以降AE-1 Pと表記)は、電池蓋がプラスチック製ですぐに割れたり、欠けたりします。
別に、蓋が割れてても(無くとも)機能的には問題ないですし、パームグリップを付けてしまえばそこまで気になりません。
ですが印象はかなり悪いので、今回は他のジャンク品から電池蓋を移植します。
蓋は、AE-1 Pではなく、AE-1やA-1でもOKです。キャノンAシリーズ3兄弟は移植可能と

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