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Sサイズの魔力とダイエット。

ふとある同僚との会話で思いを巡らせてみた。

その会話のきっかけは
「ダイエット」

「先月、ダイエットしてたら生理止まっちゃいましたー笑」

と衝撃の一言。

え。それって体が生命の危機を感じている証拠。
絶対やっちゃダメなダイエット。

でもその子に聞いてみた。
「なんで痩せたいの?」

「え、だって、服とか綺麗に着たいじゃないですか。」

うん。まあそうだよね。
私も綺麗に“着こなし”たい。
曲がりなりにも20年近くファッションというものに携わった身としては、
同感。

でも「綺麗に着る」」と「綺麗に着こなす」は別物のような気もして。

だって、綺麗に着たかったら、
綺麗に着ることのできるサイズをチョイスすればいい
だけだから。

でもそこで出てくるのが、

私がアパレル時代に度々感じた
“Sサイズの呪縛“

某〇〇クロの店頭の商品のように、
サイズが外に出ているわけでもないのに、
Sサイズが着たい。Sサイズを着ているという自分でいたい。
商品のシルエットやブランドによっていくらシルエットが違っていても
とにかく私はSサイズ。
という謎の呪縛。

15年前くらいにかつての私もそうだった。
私が自分に合うサイズを選べるようになったのは4年前辺りかな。
30代後半になり、ちょうど体型が崩れ始めたというのもあるけど笑

もちろん大きなシルエットでただひたすらに隠すのではなく、
出すべき所を出して、カバーする所に目をいかなくする
シルエット選びが重要だと思う。

あとは氣になる部分だけをクローズアップしてみるのではなく、
全体を引いてみてみること。
そうすると、生かすべき体のポイントが見えて来る。

足首が細い、とか、肩のシルエットが女性らしいとか、
ウエストの位置が高い。とか。

もちろん私もその呪縛に取り憑かれていた頃があり、
いつかの断捨離の時には
なんでこのサイズを着ていたんだろう?
と今なら思う、私の体よりも少し小さいサイズの服ばかりだった。

シルエットのトレンドが変わっていったというのもあるけど、
当時の私は窮屈ではなかったのか?

そういえばいつも肩が凝っていたような。

話は戻るけど、
「なんで痩せたいのか?」のその問いに対しては、

「服を綺麗に着たい」
はもしかしたら答えではないのかも?

なぜそう思うのか?

SNSで日々そんな写真を目にするからなのか?
憧れのモデルさんのようになりたいのか?
友達と比べてそう感じてしまうのか?
本当に太っているのか?

そもそも自分の体のラインをどこまで自分で知っているか?

自分を知っている人は自分の見せ方がうまいと思う。
そしてそれは
「その人らしさ」になってその人の雰囲気やオーラを作る。

自分を知るとは?
その方法を人生でいくつ持てるかで人生は大きく変わる。
最近、そんなふうに感じています。
今の私にとっては、

星読み と
漢方学
かな。


でも、生理が止まるほどのダイエット。
これだけは、ダメ、ゼッタイ。
それだけは心に誓う夏の昼下がり

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