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舞台『キャメロット』鑑賞

10/8  日生劇場 17:30開演
幕が開いてすぐですので内容には触れない範囲で感想覚え書き。
芝居も歌もバランス良く、見ごたえのある、ミュージカルらしい正統派の舞台でした。セットも衣装も豪華で素敵。
しかし、ここはなんと言っても主演。
坂本昌行氏は声とスタイルに華があり、出てきただけでわっと心が沸き立つような役者さんではあるのですが、今回はそのあたりは抑え気味で。
そのかわり、じりじりとした長い苦悩と葛藤を抜けた先にあるラスト15分が素晴らしく。物語よりも役者の力量で自然に涙させられたように思います。
去年の『凍える』がここに繋がったかな。
まさに熟した感じ。お見事でした。

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