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もしも願いが叶うなら

たぶんイネ。
犯人はイネ。
だってこの時期だから。
たぶんムレ。
犯人はムレ。
だって鼻の下が一番大変なことになっているのだから。

ということで、ひっさびさに顔面がえらいことになりつつある昨今のワタシ。

汁は出ていないからまだまだ軽傷。心理的ダメージもほとんどない。でも自分の油だのじんわりとかいた汗だのがひりひりチクチクとむず痒さ大爆発中である。

マスクをしているといつも以上に口周りに汗をかいてめちゃくちゃ痒くなる。何となくマスクを軽く抑えて、マスクに汗を吸い取らせながら耐える。耐える。そうしているうちに口の周りがちょっと、いや、かなりかわいくない感じに仕上がっていくのだ。

昭和の泥棒的な?
泥棒ひげなんて求めてないのに。くすん。

基本、ワタシの汗と涙はワタシの皮膚と相性が非常によろしくない。どちらかというとヨダレの方が皮膚と仲がいいかもしれない。

なのでそんな弱点なんて見せた日にゃ、そりゃあ狂喜乱舞で襲い掛かってくるってもんで。

痒い。
痒い。

今ロコイド軟膏が道端に落ちてたらすぐに拾う。たとえ泥水が存在している側溝の中に落ちていたとしても。確実に。

でも皮膚科はまだ。まだなのだ。
市販薬で乗り切るのだ!汗疹で混むこの時期の皮膚科にはお世話になりたくない!


とまあ、そんな感じの顔面状態なので、マスクのおかげで顔の半分が隠れて酷い部分が見えない!マスク様様!ありがとう!と感謝の言葉を口にしつつも、マスクのせいで口周りに汗をかいて非常に痒いのでマスクめ!こんちくしょう!と暴言を同時に吐いていたりして。

相反する気持ちを同時に抱くことが出来るなんて。ワタシは自分をかなりのポンコツだと思っていたけれど、本当はものすごく高性能なのかもしれない(違


そしてそして。顔の不調と連動するように頭にも不調の波がやってきてたりもして。
でもまぁ、こっちのほうもしっかりと乾燥してるので、大きなかさぶたが大海に浮かぶ島々のように点在しているといった様子。なのでこちらも心理的ダメージはほとんどない。

ワタシの頭部は地球……なのか…?
なんてことを思いつつ。

しかし、瘡蓋を剥がさずにはいられない性分のワタシにとって、このパラダイスのような頭皮を触らないように我慢するのが非常にツラい。ああ。全てを剥がし取りたい。爪に引っかかるところからペリペリと。でもそんな事をしたら毛根に致命的なダメージが入ってしまうので我慢我慢。

とりあえずのワタシの願いとしては

治った時にハゲ散らかしてないといいなぁ

一択。

おぉ!カミよ!(←

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