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真の自尊感情

自尊感情とは、ようするに自分に対して持つ自信やプライドの事だが、それには二通りあるのだという。

その区別は簡単だ。

条件付きかそうでないか。

「○○だから自分は素晴らしい」と感じているのが条件付きの自尊感情。

◯◯には色々と当てはまるだろう。

学歴、経済力、美貌etc….まあなんでもいいや。

ともかくなにかしらの成功体験だとか、周りの評価だとか、そういう条件があって自分に自信を持っている感情だ。

ただこの条件付きの自尊感情というのは、成功や他者からの賞賛が続いている間は良いが、失敗や障害があった時にはその自信が崩れてしまう。

さらに悪いことに、そうした人はえてして守りに入りがちだ。

失敗を怖れて、レベルの低い事柄で妥協したり、もし異性に振られたら自分に価値が無いと思ってしまうので告白出来ないとか、相手の真意を確かめられないとか。(結局自信が無いんじゃん)

つまり自分の価値がモノや金や、他者からの賞賛などで成り立っているわけで、それが無くなったり減ったりすれば、自分の価値も変動してしまうわけだ。

変動制自尊感情。
なんか相場みたいだな。
いや、相場と同じか。価値を決めるのは市場なわけだから。

対するもう一つは真の自尊感情。

これは外的な条件に関わり無く、その人間の内的な考えや価値観に立脚した自尊感情の事で、自分の価値を自分自身が見いだしている事だ。

条件付きの自尊感情と違って、自分自身の価値観で評価し行動出来るので、多少の失敗などは問題とならずに前に進むことが出来るし、失敗してもそれを糧に出来る。

実を言うと、前者の条件付きの自尊感情はニセモノのプライドだ。
失敗を怖れてやりたい事を我慢し、ちょっとしたことでも傷ついたあげくに鬱になったりもする。
そのループにハマって行動出来ず、いつまで経っても真の自尊感情は育たない。

そりゃそうだ。

自尊なんだから、読んで字のごとく、自らを尊ぶ事なのだから人に言われてどうこうではない。
だから人に言われた程度で崩れてしまうわけだ。

ではどうしたらいいのか?

それは職業やスキルを目標にするのではなく、どんな生き方や生き様を目指すのか? どんな生き方をしたいか?

仕事やスキルは普遍的なものではないが、自分の生き様は自分のものだ。

やって後悔するより、やらずに後悔する方が心に残る。

むしろ失敗が人間を強くする。

失敗しても先に進む自分を肯定しよう。

自分を信じてくれる人の為にも自分を信じよう。


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荒石 誠

2017年から物書きはじめました。 経営していた会社と、自身の同時破産の経験から「破産のススメ」を執筆。 初の著書『破産のススメ』 official site:http://araishimakoto.com Amazon著者セントラル:https://goo.gl/Akp5L1

荒石 誠の割とまともな部位

他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。

コメント6件

今を生きているという実感があれば,それだけで,他は関係なく,おっしゃるとおり条件なく在るだけで,いいんだ,と思ってます
私もあるがままを受け容れてもらえる友人たちがいて、それぞれに屈託無く生きられればそれが自然で一番いいと思います。競うことを子供の頃からみんな叩き込まれるせいか、他人と比べて自分を評価しがちですが、違う人生生きているんだからあんまり意味ないんですよね。まあ私の場合は著しく一般から乖離してますけど(自爆)
すごくいい話だと思いました。
他人に評価されるかされないか分からない新しい分野へだって踏み出せるほんとうの自信が
ほんとうは大事なんですよね。
人の評価を気にしていたら、我々みたいな事は出来ませんからね。だからある意味でそれは、覚悟の有る無しなのかもしれません。
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