荒石 誠

2017年から物書きはじめました。 経営していた会社と、自身の同時破産の経験から「破産…

荒石 誠

2017年から物書きはじめました。 経営していた会社と、自身の同時破産の経験から「破産のススメ」を執筆。 初の著書『破産のススメ』 official site:http://araishimakoto.com Amazon著者セントラル:https://goo.gl/Akp5L1

マガジン

  • 野郎のための野郎マガジン

    野郎が書く野郎供の為の野郎マガジンだぜっ! とりあえずタダ!

  • 永遠の憧憬

    素敵な貴女の為に

  • 荒石 誠の割とまともな部位

    他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。

  • 身も蓋もない話

    どうでもよさそうな身も蓋もない話を熱く書いてます。

  • 大きな声では言えない話

    世の中には色々と理不尽な話や、知らないだけで実はとんでもないことなどがあふれています。そんな話を時々書きます。 試しにここに載せるものだけは個別に有料とします。

最近の記事

生存報告

今朝は土曜日。 普段よりも遅く目覚めると、昨夜のワインが少し残っているのを感じながらよろよろとトイレに行き、バスルームでシャワーを浴びる。 タバコを一本灰にしてからコーヒーケトルをIHコンロにかけ、生ハムを刻んでオムレツを作る。 食パンを二枚焼き、バナナ一本とヨーグルトを器に入れ、頂いた手作りのブルーベリージャムを合わせる。インスタントのわかめスープとそれからグレープフルーツジュース。 皿をテーブルに並べてから、トーストにバターを塗り、ニュースを見ながらのんびりと朝食を食べ

    • 真の自尊感情

      自尊感情とは、ようするに自分に対して持つ自信やプライドの事だが、それには二通りあるのだという。 その区別は簡単だ。 条件付きかそうでないか。 「○○だから自分は素晴らしい」と感じているのが条件付きの自尊感情。 ◯◯には色々と当てはまるだろう。 学歴、経済力、美貌etc….まあなんでもいいや。 ともかくなにかしらの成功体験だとか、周りの評価だとか、そういう条件があって自分に自信を持っている感情だ。 ただこの条件付きの自尊感情というのは、成功や他者から

      • 破産後、ようやく就職

         昨年の3月に破産を決めて、それから諸々の処理をして、本を書いたりたくさんの人と出会ったりしましたが、当然のことながら世間的には無職であり、実際に経済的には困窮していました。  私一人なら、モノを書いて生活できないことはないのですが、なにしろ三人の子供はまだ学生であり、上は大学、まんなかも今年から大学生、末は来年大学受験と、人生でもっともお金がかかるタイミングなので、ちょっとやそっとの給料取りではとても追いつかないのです。  色々と仕事の情報をネットで漁ってみても、中途でしか

        • 第6回 小型衛星の科学教育利用を考える会

          昨日、都立産業技術高等専門学校で行われた第6回 小型衛星の科学教育利用を考える会に出席しました。 アカデミックな世界とは無縁な人生を送ってきた私が、なぜそんなところに参加するようになったのかは不思議ではありますが、成り行きと行きがかり上いつのまにかそういうことになって、人生の不思議を感じています。 会の内容は、1993年に始まった、学生たちが小型の人工衛星のアイディアや設計を競う、衛星設計コンテストから、若者たちへの宇宙開発や衛星をいかに科学教育として利用活用していくかと

        生存報告

        マガジン

        • 野郎のための野郎マガジン
          17本
        • 永遠の憧憬
          11本
        • 荒石 誠の割とまともな部位
          41本
        • 身も蓋もない話
          13本
        • 大きな声では言えない話
          1本

        記事

          私たちは一体何を食べたらいいのだろう?

           私は今月に入ってから、農業に科学でアプローチしている宮下さんの出版のお手伝いをしていました。そして早くも二冊目の本の編集を任されて、つい今しがた校了しました。  そんな中、宮下さんが求め実践してきたことは、徹底的に化学物質を排除した農業なのですが、その発端は、ご本人の重い化学物質過敏症のため、化学物質を排除したものしか受け付けないので、自分で作るしかないという自衛のための農業だったのです。十年の試行錯誤の上、農薬も化学肥料も使わずに、植物は病気にもならずスクスクと育って収

          有料
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          私たちは一体何を食べたらいいのだろう?

          無かったはずの未来

          最近noteでお知り合いになった、カワカミ・ヨウコさんが興味深い文章の中で、出版のススメに触れて、御自身とこの先の未来について書かれています。 ネットによる発信はとても気軽でポピュラーなこととなりましたが、結果としてやはりマイノリティーの声は埋もれ、時と共に膨大な情報の波にのまれて流されて行きます。 また、世代や環境による情報格差も大きく、とくに日本ではまだまだ紙に印刷された本でないと想いが届かないことも多いと思います。 破産のススメと出版のススメを書いていた時は、自分の経験

          無かったはずの未来

          自給自足のための栽培工学概論編集後記

           先日、出版のお手伝いをしたことを書いたのですが、主に書籍の紹介だったので、少しお手伝いの内容を詳しく書いてみようと思います。  著者の宮下さんに出版のお手伝いをお願いされて、原稿をお預かりしたのが今月の初め、二月二日でした。  早速Wordで書かれた原稿の校正を始めたのですが、これまでは自分の書いたものを推敲したり校正したりしましたが、人様の原稿を校正するのは実質初めてのことです。ですから非常に慎重になったのですが、とりあえず基本的なところで、半角のアラビア数字をしかるべ

          自給自足のための栽培工学概論編集後記

          ウエブ・ライターなるものをやってみた

          世間ではどこかに勤めて給料もらうか、なんかしら店でもあって、物でも売らないと無職って事になって非常に肩身の狭い思いをしている昨今なのですが、なんでもやってみないとわからないので、1月からウエブに記事を書くライティングの仕事をやっています。 実際どんなものかご存知の方も少ないと思いますので、どんな感じなのかを自分なりに書いてみます。 最近はランサーズなどで、フリーランスのライティングやデザインの仕事の募集がたくさんあるのですが、特に文章は単価が死ぬほど安いのが特徴です。ほと

          ウエブ・ライターなるものをやってみた

          仕事として出版のお手伝いをしました。

          私が書いた「出版のススメ」を読んで、以前から自分でも本を出版したいという想いをずっと持っていらっしゃった宮下和美さんの、初めての著作の出版のお手伝いをさせていただきました。 ちなみに宮下さんは、過去のnoteに書いた「孤高の日本酒」を世に出したその人です。 現在AmazonのKindleストアからKindle版が販売されています。 来週にはペーパーバックも出版の運びとなっています。 筆者セントラル:宮下和美 https://www.amazon.co.jp/-/e/B0

          仕事として出版のお手伝いをしました。

          2017年を振り返って

          いよいよ2017年も暮れて、新しい年を迎えようとしています。 今年は振り返らずとも大変な一年となりました。 年が明けてからも、会社の資金繰りと現場のやりくりで四苦八苦して、結局三月に破産を決断。ちょっと今でも思い返すのは辛い日々でした。 会社自体、義父母である先代から引き継いでからでも10数年やってましたから、やめるとなるとそれはかなり大変なことだったのですね。 それからは、精神的にも肉体的にもかなり厳しい状況が続き、世の中が夏休みに入る頃にようやく落ち着いてきました。

          2017年を振り返って

          あるイブの物語

           バーのカウンター越し、大きなウインドーの向こうに、まるで夜空の星を敷き詰めたように東京の夜景が広がっている。  クリスマスイブの夜、街の明かりはどことなく華やいで見える。 高層ビルの37階にあるバーのカウンターで、私はマンハッタンのグラスを前にぽつんと一人きり。後ろのテーブルにはそれぞれにキャンドルが灯り、その明かりをはさんだ恋人達がそれぞれに囁きあっている。  それでも街の賑やかさにくらべれば、ここはまるで別世界のように静かで落ちついていた。バーテンダーがシェイカー

          あるイブの物語

          写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

          以前出版した愛猫の写真集を、英語版に加えてドイツ語版とフランス語版を追加出版しました。 クリスマスですので、明日12月23日、日本時間午後五時からになるかと思いますが、日本語版をはじめ、すべての言語のバージョンを25日まで全世界で無料にします。 ささやかですが、私と愛猫ハッピーからのクリスマスプレゼントです。 ドイツ語翻訳版 フランス語翻訳版 ダウンロードする前に、価格が無料になっているのを確認してくださいね。 先行して出版した日本語版愛しのハッピー: My lo

          写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

          今度はWEBショップ開店

          まったくもう何やってるんでしょうか? ( ̄▽ ̄υ)アセ... 先日新規開店した人生の師匠のBlogですが、そりゃもうえらい賑わいで、今時コメントがビシバシ付くってのは珍しいんですが、にしても一つの記事が延々写真と文章が足されて、数日かけて伸び続け、それにさらにコメントが付いていくという不思議なことになっております。 そんな中、過去の記事が読みたい!という読者の声が結構ありまして、私も少年の頃は胸をときめかせ、師匠の写真やレポートを見ては「いつか本物の銃を撃ちにアメリカに行

          今度はWEBショップ開店

          チョコレート

          子供の頃、甘いもの、とりわけチョコレートが大好きだった。 小遣いを貰うと、みんなが駄菓子屋に行くのを横目に、山崎パンの店で明治の板チョコを買っては独り占めした。 安っぽい駄菓子をいくつか買うよりも、本格的なチョコレート一枚の方が、ずっと満足出来る気がした。 きれいな包み紙を丁寧に剥がして、銀紙を剥ぐり、大切に食べた。 甘くて滑らかに溶けて、ほんの少しほろ苦い。 その時間が大好きだった。 駄菓子屋であれこれと選んでいる子供たちより、少しだけ大人になったよ

          チョコレート

          「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

          なんだかご無沙汰しております。 ご無沙汰なのに、いきなり宣伝かよ? みたいな感じでイヤらしいのですが、いやいや、とお〜っても忙しかったのです。 むしろ自分の本のことを考える余裕もなく忙しくしていたのでした。 それでも一応、これもお仕事ということで、先行してKindle版を出していた「出版のススメ」のペーパーバック版が発売になります。 Kindle版に比べると、かなりお高いです。(というよりKindle版が安いのかもしれない) だいたい5倍ほどの価格となっております。 そ

          「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

          ここ一週間の出来事

          先週は金曜日から大阪に行きました。 成田からLCCで関空まで飛んだんですが、一悶着あってやれやれの旅。 富士山見られたからいいか。 金曜の夜は友人宅に泊めてもらい、酒盛りで飲みすぎ、翌日二日酔いで大阪駅へ。 さくらインターネット本社で行われた、ヒューマンネットワーク高専の2017年交流会になぜか動画撮影のために参加しました。 こういうのはこれまでの人生には、決定的に無かったことです。 教授や博士がウジャウジャといらっしゃる空間なんですが、皆さん気さくで楽しい方ばかり

          ここ一週間の出来事