20190804 やる気とは何者なのだ

やる気のなさは雪崩のようになだれ込んでくる。怠け者でだらしのない私が閉め忘れた窓からドドドと入り込んでくる。そうしたらもう、あらゆることがめんどくさいのだ。そいつが入り込んだ雰囲気はすぐ察知できる。なぜならよく訪れるからだ、やる気出ないな〜〜〜という魔物。私の敵。

昨日までそれが私の部屋に訪れていた、楽しすぎた岐阜での日々を終えて、急に日常に戻されて仕事の初日はペースが掴めなかった、都会のペース。
うわあ、となり加えて夏がもう夏ですよと堂々と降臨した7月末の東京。
私は夏が苦手だ、正直いうと嫌いだ。(でも嫌いな人にも良いところがあるのと等しく、夏にも好ましい日はある。夏野菜は美味しい。)

そしてやる気の蛇口がからっからの私は、もうひたすら、やる気ないですよ、になってしまった。
そんな自分は自分としてもあまりに不憫なので、なんとか立て直そうといつも通りのプランで挑む。

締め切りノート、1日のやることTO DOノートを夜中のガストで開き(本当は昼間に喫茶店でやりたかったがやる気が出なかったのでここに到着した次第であります)、やるべきことは…やらなきゃならないことは…そもそもやりたいことは……と自分の脳にぐいぐいと入り込む。やる気のなさで無下に扱ってしまった日々のことを悔やむ。自分のせいなのに。
はじめは錆びた歯車はギシギシ鳴るのだが、やりたいことを見つけたら水を得た魚のよう。少しずつやる気ないが去っていった。部屋を掃除した爽快感に似ている。

しかし私はふと、やる気って何?!!なんでこんなやつに振り回されなきゃならないの?と苛立ってくる。良い加減何度目だよ、まだまだまたまた自分の操縦すら上手くできねえのか!(机バーーーン!としてないです気分の話です)と思う。

そんな私がほとばしるアドレナリンをぶちまけて書いたメモがこれ。大丈夫かな?


何千回目かの 「がんばろう!!」とともに、締め切りをこさえてガストを出る。

自転車を漕いで走る夜道が少し気持ちよかった。またどうせやる気出ないが来るだろうけど、なるべくなるべく諦めずにこうやって立て直して行くしかない。立て付けの悪い家のような自分を、せいぜい上手く操縦しようとがんばってみるしかないなと思う。


活動費や制作費やコーヒー代にします。