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子どもと楽しむ《マティス 自由なフォルム》@国立新美術館

こんにちは。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。

子どもたちの春休み中に一緒に行ってきたマティス展の話。
今回は先に1人で楽しんでから2回目の訪問だったので、気持ちに余裕を持ちながら回ることが出来ました。

もう少しゆっくり見たい娘とざっと見たらお腹が空く息子

今年で小学校3年生になる娘は以前よりゆっくりと展示を見て周りたい様子。
「川に木が映っていて綺麗な絵だね。」とコメントをくれたりするようになった。

特にバレエの衣装の展示と映像のスペースはもう少し見ていたかったみたい。

息子は大型の作品を見つけるとずんずんそれに向かって突進していくタイプ。
もう一度見たいと逆走して見に行ったのはマティスさんが使っていたパレットでした。
大きくて、使っていた絵の具がそのまましっかりと残っているパレット。娘はその脇に展示してあった《絵の具箱のついたテーブル》を熱心に見て、「中身、ぐっちゃぐちゃだね。」と驚いていた。

一通り駆け足で見終わると「お母さん、お腹減った。」と息子から告げられる。
まだ、午前10時半。
カフェテリアも開いてないよ。

《貝殻のあるヴィーナス》

娘と息子も彫刻作品がわりと好き。
前から後ろから横からぐるっとみる。
息子は「おしり…」と呟いている。おしりは見つけやすい。

今回の展示では《貝殻のあるヴィーナスI》と《貝殻のあるヴィーナスⅡ》が展示されていた。

この下の丸いやつが貝殻かなぁと話していると、「いーんちょーはびーなす〜?のやつ」と子どもたちが閃く。

たぶんヴィーナスの誕生を表現した作品だと思うけど、子どもたちが言っているのはびじゅチューンの方。あれはボッティチェリの作品。

ミュージアムショップでガチャガチャをしたら、息子の分はこの彫刻作品のキーホルダーが出てきた。

1番左がヴィーナス

息子、絶句。
私の分と交換した。

「ビーナスは嫌いじゃないけど、キーホルダーじゃないよ…」

このガチャガチャは他は切り絵作品が多くて色鮮やかなのに、一つだけブロンズ像が採用されていた。

図録によるとこのヴィーナスのポーズは〈ブルー・ヌード〉の連作でも取り上げられている。

ミュージアムショップにて

私が買った図録と娘が選んだポストカード
娘が購入したポストカードケースと息子が選んだポストカード

展覧会に行く楽しみの一つがミュージアムショップ。

気に入ったポストカードを1枚ずつ買うことが多い。

今回はガチャガチャ1回分は私からのプレゼント。
他に欲しいものがあったら自分のお小遣い(お年玉)で買ってねと伝える。

息子はポストカードを1枚。
娘はポストカード1枚とポストカードケースを購入。

子どものお買い物って予想外のものを選んだりするから面白い。

展覧会そのあと

館内でランチを食べて、電車で最寄り駅まで帰宅。
そのまま娘の新学期用の名札を買って、家の近くの公園で遊んで帰宅。

楽しい春休みのイベントでした。

昨年の夏に一緒に行った上野のマティス展の記事はこちら。

ではでは、良い1日を〜

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