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『スペシャルボーイズビジネス 日本語版』


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 『性教育』
 何となく避けて通ってきちゃったって人、割と多いのではないかしら?


 『スペシャルボーイズビジネス 日本語版』という本を取り寄せてみました。
 巻末には
「本書は以下のような特別なニーズのある男の子たちのための本です。
・知的障害
・身体障害
・コミュニケーション困難
・自閉症など
本書は、第二次性徴を迎えた少年たちが自分の中で経験するさまざまな変化を経験する時、少年たちばかりでなく保護者や支援者ともいっしょに伴走してくれます、、、(以下略)」
とあります。


 日本ではやっと子どもたちへの性教育の大切さが取り上げられてきたところ。障害児向けの性教育はまだまだ後回しにされそうです。
 それでも「今」この本が必要な人もいるはず。


 ちょっとコミカルなイラストで、男の子の体の変化を照れずに伝えられそうです。
#思春期特有の心の変化についても触れていています
 障害に関係なく、性教育のとっかかりとして全ての男の子に知っておいて欲しい内容。


 忘れちゃいけないな、と思うのは男性も性被害に遭う、という事。
#女性だけじゃないよ
 「相談する」という言葉を知っている事と「相談する」選択肢がある、事を知っているのは少し(大きく?)違うと思うから。



 ただ、「性教育」は体の変化や男性と女性の体の仕組みの違いだけを教えるだけではなく、「気持ち」や「こころ」のありようを教える事もとっても大切。そのまんま「命」に直結する問題だから。
 この本ではそこまでは伝えられないかも知れないけれど、体や心の変化をあくまでもコミカルに軽いタッチで、しかも大切な事は臆さず隠さず描いています。


セクシャルマイノリティやLGBTQなどの言葉もだいぶ一般的になってきました。
 多数派=(イコール)正義、という図式は流石になくなりつつありますが、それでもまだまだ
「みんなちがって、みんないい」
という社会にはなっていません。
 そんな話もまた今度。



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