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【Newton】★論点すり替え手法のご紹介★~ゼロからわかる論理的思考最新版~

こんばんは。

今回は科学雑誌Newtonの論理的思考特集のなかでとても面白い記事があったのでご紹介します。

その名も

論点のすり替え


です!

この記事を読んで、「いわれてみればこれも論点のすりかえか!」って新たな発見があったので紹介したいと思いました!

では目次


すり替え手法①:対人論法

具定例
Aさん:私は○○だと思うんですが
Bさん:それは、君が物事をよく知らないからそう思うんだ!

一見すると、的を得ているような言いぶりですよね。
君は若いから思慮が及んでないんだ。って・・・

でもこれって、全く論理的でないですよね!

論理的に話すのであれば、「君の意見はここが間違っているので成り立たないんだよ」っていうべきですよね。

発言者に対して攻撃を加えるのは、よく考えると全く賢い感じしないですよね。

すり替え手法② トーン・ポリシング

A:私は○○だと思うんですが
B:そんな言い方だと誰も聞いてくれないよ

でたー、めっちゃ主観で聞く耳持たないやつ!
自分が言われて耳の痛いことの時に、こういうこと言う人多いですよね!

結局これって、話の内容でなく、受け手側の感情が前面に出ているだけなので何も建設的な会話ができる状態でないですよね!

すり替え手法③ お前だって論法

A:ここができてないと思うんですが
B:お前だって出来てないじゃないか!

・・・夫婦げんかでよくありますよね・・・

これも全く論理的・建設的な会話となっていないですよね。

あくまで、今回起こった事象Xに対して話をしているのに、過去の事象Yに対して攻撃を加えられるとXについての論議が全く深まらないですよね。

話をするときは、過去の出来事や発言にとらわれず、今の話題に集中しないといけませんね。

すり替え手法④ お前だったら論法

A:Bさんのここおかしいと思うんですが・・・
B:ならお前だったらどうやるんだよ!

・・・そういうことじゃないって!

今間違いについて話しているのに、なんで俺のやり方の話になるん?

って事象ですね。

すり替え手法⑤ 衆人訴求論法

A:ポイ捨てしたらだめですよ!
B:みんなやってるじゃないか!なんで俺だけ!

でたー!!警察24時で見るやつ!
皆が、とかじゃなくて、「少なくともお前は悪いことしてるんやから認めろよ」ってやつ。

すぐ他人を引き合いに出す・・

あ、でも自分の幼き頃

友達は皆DS持ってるのに何で私だけ買ってもらえないの!?

オカン:他所は他所、うちはうち!

って言われてましたね・・・

すり替え手法⑥ お情け論法

A:こんなことしちゃだめでしょ!
B:そんな、怒らないでぇ・・・いじめないでぇ・・・

いらッってしますよね。

発現したこっちが悪いみたいな??

非人道的な物言いしやがってよ!って


すり替え手法⑦ 神様論法

A:私は同性婚に賛成です
B:それは間違っている。自然の摂理に反している!

まぁー突飛な話ですよね。

こういうたぐいの論法はそれ以上話が広がらないですよね!

デュクシ!!  はーいバリア!攻撃ききませーん

みたいな。

すり替え手法⑧ 虎の威を借るキツネ論法

A:私は○○だと思います
B:それは間違ってる!だって△△教授が違うって言ってたもん!


・・・お前は誰誰が言ったからって理由で正しい、正しくない判断するんかいっ!

こういうやつが地動説信者こ〇してたんやろなぁ・・

すり替え手法⑨ 呪い論法

A:暑い日に外で遊ぶと熱中症になるかもね
B:じゃぁ、お前は子供に家にずっといろっていうのか!

ソウイウイミジャナイヨッ

気を付けないとねぇって話。なんですぐこっちを悪者にするん?


すり替え手法⑩ ご飯論法

A:今日はご飯を食べましたか?
B:いいえ、食べてません(パンなら食べた)

政治家が得意なやつね。

脈絡無視で、同音他意の言葉を解釈違いでかわしてくるやつ。たちわりぃー



はい!紹介は以上ですべてです!

なぜ今回これらを紹介したか、それは皆さん普段のコミュニケーションでこれらの
論法やられたりしてませんか?

相談しても、論議しても結果なーんかもやもやして終わる・・

ってときはおそらく手法①~⑩のいずれかやられてるんじゃないですかね?

まじめな人ほど、もやもやの原因を自分に求めてしましそうですが、こうやって明文化されて、事象を認知すると今後やられても

「あ!手法④お前だったら論法だ!馬鹿がいる!」

って思えると思います。

また、周りからあたんの回転が速くて口が達者な人、実はこれらの手法を使って煙に巻くのがうまいだけの中身すっからかん人間かもしれませんよ

悩めるビジネスパーソンの方、手法を知って、逆手にとってうまくあしらってやりましょう!

今日はここまで!


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