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「怪物」を見ているのはあなた

怪物、観てきました。
人間の恐れ、愚かさ、そして美しさが溢れてきて、言葉を失ってしまった…という感じ。

他者の中に「怪物」を見出すのもあなた、人間らしさや輝きを見るのもあなた。
人間の変化に「成長」という名前をつけるのもあなた、「怪物化」と思うのもあなた。
私たち一人ひとりに日常的に起きている思い込み、レッテル貼り、欺瞞、恐れ、自己防衛、そして…後悔、優しさ、「生きていたい、生きていてほしい」という願う気持ち。
そういうのをわーっつと一気に見せられて。だから誰もがそこに自分を見るし、自分が見てきた「怪物」を見る。

もうでも何より最初の画面で諏訪湖が映った時点で、高校時代を過ごした場所の記憶に片足を突っ込みながら観てしまった感じもあり、胸がいっぱいで全然冷静に見れませんでした(いや、この映画冷静に見れる人居るのかと思いますが…)。

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