スクリーンショット_2015-03-06_11

『上手だね。すごいね』からの卒業 #僕らのゆるい褒め方01


 
◯ 楽な褒め方三拍子?

こどもたちを褒めるとき。 みなさんは、どんな言葉をかけますか?

 
『上手だね。かわいいね。すごいね』の三拍子になってしまうことありませんか?
  
私たちのワークショップの中では「上手だね」という言葉はあんまり使わないようにしています。
 
どうしてか?というと「上手くつくることが優先順位」というような雰囲気にしたくないからです。
  

つい。決まった言葉が出てしまいそうになります。
幼い頃からずっと上手だねって褒められる習慣が繰り返された記憶があります。いかがでしょうか?
 
もっと伝え方がが増えていくといいなぁーというのが。私たちの想いです。
 
ものづくりのは、一つでは収まらない魅力が溢れています。
 
けれど。どんな風に言葉をかけていいのか?わからない。そこな気持ちもわかります。
 
#僕らのゆるい褒め方は 、 (全5回を予定しています。)で考えてみる、ちいさなコラムです。
 
楽な褒め方から卒業してみませんか?まずは、どうして褒めるたいんだろう?そんなことから考えてみたいと思います。

 
 
◯ ゆるい褒め方の始まり
 


△△な褒め方をすると。△△になります。というような。結果ばかりを考えた褒め方は、私たちにはできません。
 
どうしてかというと。

 
一つは、実際。何十年も何百年も確かめてみないと本当のことはわからないのでは?と思うからです。
 
二つ目は、私たちがこどもたちと上下関係は無いと思ってもいるから。
  
そもそも。どうして褒めたいと思うんでしょうか?そんなことも考えるようになりました。みなさんにも聞いてみたいことです。
 
例えば、私たちが褒める理由を厳選すると、3つです。(本当はいくつも理由があります。)
   
◎見ただけではわからないものを知りたいから
◎褒めた後がどうなるのか?知りたいから
◎自分がつくれないものが見たいから

 
というふうに、文字にするとややこしそうに見えるかもしれないです。(詳しくは、また今後またお話ししたいです。)
 
一方でこういうふうにも思います。 
例えば、好きな気持ちが強くなると、不思議と伝えたくなる気持ちってあると思うんです。
 
私たちは、何度もこどもたちの作品を見るたびに好きになってしまいました。こどもたちのつくるものって楽しいし、ワクワクするものも多いんですよ。
 
だから、最近は褒めるときは、好きなところを探すようにしています。
 

もしかしたら、無理に褒なければいけないというのも。大人が思っている勝手な思い込みなのかもしれません。
 
だからできるだけ。ゆるく。ゆるく考えたい。
 
上手い褒め方。立派な褒め方より。ゆるいやさしい褒め方を見つけて行きたいと思っています。
 

 

◯ こどもに褒められたことってありますか?

ここから先は

1,029字

¥ 100

応援よろしくお願いします。みなさんの応援で書籍化や、ワークショップの開催を増やせるかもしれません。たのしんで頂けるように準備頑張ります。