有澤おから

(なるべく)2週間に1回更新。だいたい木曜日に投稿します。 日頃思っていることを書いて…

有澤おから

(なるべく)2週間に1回更新。だいたい木曜日に投稿します。 日頃思っていることを書いて文章力・説明力を上げたいひと。 この世の全てと関係ありません。

最近の記事

おそらく一生ステップもジャンプもしない

 あと数日で三十歳になろうとしている。去年「二十代最後の年だしいろいろやろうかしら。年相応とかね、わからんけども」という話を書いた→『年齢というもの』  実際どうだったかというと、「これやったことなかったからやってみよう!」という行動をいくつかした。コスプレの水中撮影やコンスタントなポートレート撮影、引っ越しをして旅行にも行ったし、グッズを作って出展もした。人を誘って映画にも行った(基本ソロ活なのでだいぶ珍しい)。周りの人たちのように毎週毎月忙しい!ということはなかったが、能

    • 音楽

       音楽と縁のない人生を送ってきました。恥の多い人生も送ってきたのだがそれはさておき。音楽、全然わからんのである。  もちろん幼稚園から中学まで音楽の授業はあった。高校は選択制だったため選ばなかったが一年生の時には何かの行事で合唱をやった。中学一年生で吹奏楽部に入り、人間関係が嫌すぎてやめた。校歌も歌った。なんなら幼い頃から教育番組を見て歌ったり踊ったりしていた。姉はピアノを習っていて、同じことをしたくなかった私は和太鼓を習っていた。音やリズムに慣れてはいるのだと思う。音感は

      • 創作集団悪役連合

         みなさんは『創作集団悪役連合』をご存知だろうか? レイヤー、 スチームパンカー、 サバゲーマーなどが"悪役"として集まり、その分野の枠を超えてあらゆる表現をしていく集団である。とりあえず見たほうが早いので下記リンクを見てほしい。 悪役連合HP 悪役連合公式X 見ましたか?見ましたね??めちゃくちゃかっこいいですね?????私はこの団体を箱推ししているのだが、本当に最高である。様々なジャンル、性別年齢の人が集まり、イベントにあわせて衣装やキャラクターを考え、撮影をしたり

        • お願い

           noteの更新のために色々考えていると、己の何もできなさに気分が落ち込む。  という文章を書いて下書きにしまって、二週間に一回開いては閉じを繰り返して半年以上経つ。なんとなく「私はこれができます!これを達成しました!」という話を書いていきたいのだが、如何せん成長の兆しがない人間なので書けることがない。  夏目漱石の「こゝろ」の登場人物、私(先生)の名言として『精神的に向上心のないものは馬鹿だ』が上げられるたびに、私は「『しかし君、恋は罪悪ですよ』の方が真では?」と主張してき

        おそらく一生ステップもジャンプもしない

          生殺与奪の権

           なんて物騒なタイトルなんだ。と自分で書いておいて少しうきうきしてしまった。別に人の命をどうこうしようというのではない。いや、ある意味ではそうであるのだが、今回はキャラクターの話である。  私はコスプレイヤーで、活動のメインは創作だ。「創作」というのは自分で考えたオリジナルの世界観やキャラクターの事を指す。いわゆる「一次創作」だ。私は自分が表現したいことをイラストや漫画に描く代わりにコスプレをする事が多い。人によっては獣っぽかったり、妖怪だったり、神様だったり、いろいろある

          生殺与奪の権

          文章量の壺

           二週間に一度noteを更新しているわけだが、筆が乗るときと乗らない時の差が激しい。(「筆が乗る」という程の内容ではないのは自覚があるので置いておく)  人にはインプット時期とアウトプット時期があると思っている。本を読んだり、アニメやドラマ、映画を沢山見たり、音楽を積極的に聞いたりするのが楽しくて仕方がない時期はインプットの時期。逆に、時間が足りなくて困ってしまうほどいろいろなことを思いつき、創作に全ての時間を注ぎ込みたくなるのがアウトプットの時期だ。私がオタクで、尚且つ創

          文章の個性

           最近、身近な人の文章を読むことが増えた。noteを更新していたり、ライターとして記事を掲載している人もいる。  私は文章を読むとき脳内で音声再生されるタイプだ。自分の書いた文章はほぼ頭の中で音読しているし、人が書いた文章は、本人を知っていればその人の声で、知らなければその人や文章からイメージされる声になる。  身近な人の文章を読むときはいつもその人との会話と照らし合わせながら読んでいるのだが、みんな違和感なくその人の声で、慣れ親しんだトーンで再生される。雑誌のインタビュー記

          文章の個性

          映画カラオケ行こ!感想

          以下、映画カラオケ行こ!のネタバレ(原作及び続編)を多分に含みます。 こちらは予告映像 原作ファンなんですがあまりにも良すぎた。 正直に言うと綾野剛さん齋藤潤さんのお顔は和山やま先生の作画じゃないし髪型もちがうんですが。二人のお顔の作画と髪質髪型が近いので見れば見るほど狂児と聡実くんに見えてくる。 セリフが原作のままのところと、変えてあるところ、原作にはないセリフもけっこうある。聡実くんのモノローグを声だけで入れたりするのかなと思っていたけどモノローグはなし。代わりに

          映画カラオケ行こ!感想

          帰るところ

           喪中のため新年の挨拶は控えさせていただきますが本年もよろしくお願いいたします。  私は一人暮らしをしている。実家は同じ県内で、一時間ほど。近いんだ、じゃあよく帰るの?と聞かれることも多いが全くそんなことはない。基本的には年始に一泊。法事などがあれば帰ることもあるが、最近は「◯回忌の法要やったんやけど」と事後報告だ。  別に家族仲が悪いわけではない。帰ればお互いの近況報告やテレビの話、愚痴も言うし相談もする。しかしなんというか、私が帰る場所ではないのだ。  私が一人暮らし

          感想文

           前々回(12/7)のnoteを読み返していて、私は感想を書くのが苦手なんだなぁと改めて思った。小学校から高校、大学で散々書いた読書感想文や人権作文、レポートの類は何だったんだろう。大人へのウケが無駄に良くて校内で選ばれたりしていたあれはどこへ行ってしまったんだろう。と思ったが、気づいてしまった。単なる感想と、感想文は別のジャンルだ。  誰もが書いたことがあるであろう読書感想文。私が通う小学校では3年生から夏休みの宿題と2学期の国語の授業で書くという事になっていた。しかし私

          入村しました

          以下『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』本編・特典・音声ガイドの多大なるネタバレを含みます。 感想、考察以下の書き散らし(オタクの叫び)です。一応並べたつもりですが時系列前後してるかも そもそも鬼太郎も履修してないからなんもわからん。山田、お前は誰だ。 最初に目玉のおやじが「彼も来とるかも」って言ってたけど、水木息災ってこと??????? 血液銀行デスクせますぎんか?昭和ってあんなもん?? 今の時代と逆行してるけど、煙で部屋が白くなるような描写大好きなのでちゃんと昭和(ちゃんと

          入村しました

          印象

           先日、とある人に「かわいそうに」と言われた。ことの発端は、私は嗅覚が全くないのでいい匂いも悪い匂いもわからないと話したからだ。この会話は日常茶飯事であるため理由は割とどうでも良いのだが、「かわいそうに」という言葉に引っかかった。反射的に「他人事ですね」と返さずにこにこしながら「いや〜まぁ、はは」と言った自分を褒めてやりたい。 【かわいそう】 [形動][文][ナリ]同情の気持ちが起こるさま。ふびんに思えるさま。「—な境遇」「彼ばかり責めては—だ」「お—に」 [補説]「可哀相

          ルーツ

           自分の根本を形作るものってなんだろう。最近よくそのことを考える。根本を形作る。ベースとなる。ルーツである。根底にある。この言い方は伝わりにくいかもしれないが「ベース・ルーツ」が一番しっくりくるように思う。  家ではずっと音楽が鳴っていて。小さな頃からゲームが大好き。本の虫だった。一家揃ってアウトドア派。芸術一家。そういった文化芸術の類で、私の身体に染み付いているものがあるだろうかと考えると、特になにもないのである。  音楽。母がもっとやりたかったというピアノを姉が習ってい

          意外性

           想定外の部分で「意外だね」と言われることが多い。  小説を読むのは好きだが有名作はあまり読んでいないことだったり、生粋の兵庫県民なことだったり、詳しくないがお笑いが好きなことだったり、BL作品を読むことだったり、人見知りで陰キャなことだったり、インドア派で運動音痴なことだったり、血液型がB型なことだったり、語彙力がなさすぎてひとを褒められないことだったり。知り合って二年も経つと私「有澤おから」のことがなんとなくわかってくるのだと思う。いつもそれぐらいのタイミングで「えっ!?

           私は兵庫県在住なのだが、関西圏から出ないことで有名である。事あるごとに「おからさんは関東行かないと思うんですけど」「あんまり遠出しないと思うんだけど」と前置きをされてきた。全くそのとおりである。出不精と単独行動好きを兼任しているとどうしてもこうなってしまう。  思えば、家族旅行も頻繁に行く方ではなかった。子供の頃は長期の休みに母方の祖父母の家に泊まりに行ったり、ゴールデンウィークに科学館や天文台に行ったり。何故か突然福井県の海に行ったり、春の長崎に飛んだりしたが、泊りがけで

          飽き性

           先日、好きな番組プロデューサーと好きなアーティストと好きな芸人のトーク番組の配信が始まった。 『LIGHTHOUSE』という。プロデューサーは佐久間宣行さん、アーティストは星野源さん、芸人はオードリー若林正恭さんだ。  配信当日にさっそく見て、笑い、泣き、いい意味でショックを受け、ショックを受けた自分が少し恥ずかしくなり消えてしまいたくなったが友達と上映会をする約束をしたのでギリギリ耐えた。まじで、すごいので見てほしい。→Netflix『LIGHTHOUSE』  今回は3