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惹かれる人は土俵が同じ

職場の先輩と話していて超盛り上がったこの仮説。

例えば、友人でも恋愛関係でも、すんなり盛り上がりすぐ仲良くなる人がいる。反対に壊滅的に盛り上がらず、噛み合わず、そのまま深い仲にならない人もいる。

この違いってなに?単に相性といった言葉で一括りにするのは簡単だけども、じゃあそもそも相性の良い悪いって何を持って感じるの?ってことを、二人で話したことを書いてみます。

結論から伝えると、

仲良くなる人というのは、自分と同じテンションの土俵に立ってる

これに行き着いた。

ここで指す”土俵”というのはスペック等ではなくあくまで性格上のテンションのこと。私は、一対一で対話して、居心地の良さを感じたり、話が弾んで楽しい時間を過ごせたなと感じる人というのは、会話の温度感や、相槌の感覚、ことばづかい、抑揚の付け方などが似ている人だと感じる。

例えば、ベースのテンションがハイな人と、ローな人が対話する。その時、話す内容(口から出す単語)は一緒だったとしても、相槌の種類や声色、抑揚などにそれぞれ知らず知らずの差が出る(ベースが違うので)。
それにどちらかが合わせようと無理すると、「なんか疲れたな、、、」と頑張った感の疲労として残る。その感覚が強ければ強いほど相性が悪いと感じるのではないか。

ハイな人はハイ同士でつるんでいる方が、無理がないのだし、その逆も然り。無理に頑張らなくていい、同じテンション同士が結局距離を縮めやすいし、深い関係になりやすいと思う。

相撲を取ろうと意気込んでふんどしを巻き、シコを踏みながら向かったら、そこではおばあちゃんがお茶を飲みながらのほほんと座っていた。みたいな。
さすがにおばあちゃんに思いっきり張り手はできないのでお相撲さんは、取りたかった相撲が取れず、フラストレーションを抱えながらその場から去る。

お相撲さんはお相撲さんと土俵に立つ。おばあちゃんならおばあちゃん同士で縁側でお茶を飲む。そうすればお互いそれぞれ無理に頑張らない、居心地の良さを得ることができる。


思い返せば、実際あまりにテンションが違いすぎる人は、私の友人関係でもいないし、”類は友を呼ぶ”のことわざ通り、友達や恋人はテンション(空気感)が似ている人が多い。

人間関係に疲れを覚えやすい人や、大変さを感じている人は、もしかしたら同じ土俵の人と出会ってないだけかもしれない。違う土俵にいるわけだからそりゃ疲れる。自分はどこに立つのが一番心地いいのか、分析してみるのもいいかも!
ずっと土俵の上にいたけど、もしかしたらレスリング会場の方があってた!とか、私は縁側だわ。とかね!!

皆さんが人に惹かれる基準はなんですか?

どすこい。


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