<本日のビール>365 Brewing Pale Ale
仕込み後1ヶ月の辛抱の末、ようやく開栓の義となったファーストバッチ「365 Pale Ale」。
初心者ごときがネーミングに凝ってどうするんだ!という声も聞こえてきそうだが、まあ、そういうのが楽しいのである。
ラベルもいっぱい作ってみた。長女がロゴを考えたり、次女が絵を描いたり、三女が色を塗ったり。ちなみにラベルの素材はスーパーのレシートだ。
「365 Brewing」は、住所の番地に由来している他に、「1年中、毎日飲みたくなるビール」という意味合いを込めている。
さて、初めてのビールにふさわしい食事として、ペールエールに合いそうな手ごねハンバーグを用意し、いよいよ開栓。オープナーは長女が務める。
開栓した瞬間、香りを確かめる長女。犬か!
グラスに注ぐと、色味はかなりクリアなゴールデン。ちゃんと澱引きしてないからもっとヘイジーな仕上がりになるかと思った。
そして、泡持ちは……ゼロ!!!笑
注いだ瞬間、ちょっと泡立って即座に消える、まさに泡沫の夢。これは、プライミングした後もイーストがほとんど活動していなかったのではなかろうか。
365 Brewing Pale Ale
ABV 3.3%ぐらいかな〜
IBU 限りなく低い 多分15〜20ぐらい
肝心の味わいはというと、ペールエールというより、むしろピルスナーかというほどライトボディかつドライ。いや、決して不味くはない。最初からこういうものだと思って飲めばむしろ美味しいかもしれない。
365ペールエールのネーミングの通り、毎日の食事のお供や、喉が渇いた時の炭酸水代わりには最高とも言えるだろう。ドリンカブルすぎて、740ml30本などあっという間に片付きそうである。
とは言うものの、やはりペールエールを造ったのだから、本来であればもっと芳醇で華やかなビールを期待したいところだ。
ボディを強めるには初期比重を上げるしかないのだが、なにぶんキットビールはボディの材料が分量も含めてハナから決まっているし、元々の設計が初期比重1.040程度となっているから、もしかしたらキットビールだと上手く造ってもこんなものなのかもしれない、とも思う。
何れにせよ、今回の諸々の反省を活かして、もう一度キットビールを造ってみて、それから次のステップへ進もうと思う。
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