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ワールドプレミアってなんだ?

すでに1週間前になってしまいましたが、無事に『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』のワールドプレミア@水戸映画祭が終わりました!!

ほぼ満員の会場の皆さんに迎えていたえだいて、

心からほっとしました。

だって本当に未知数じゃないですか。

鉄の心臓に見られるけど、毎回ビッグイベントはけっこうドキドキしてるんです。

実際に映画を作ってみるまで知らなかったのだけど、プレミア(初上映)というのはわりと重要で、映画をどこからスタートさせるのかでその後の運命は評価も変わってきたり・・・

などなど色々あるようです。

映画祭によっては、「ワールド・プレミア(世界初上映)しか上映できない」というところもあるわけで(三大映画祭とか)。よく聞く「プレミア」というのはただの形容詞じゃなくって、そういう意味があったのですね。

そういう映画祭で自分たちの映画を上映したいと希望するとなると、そこを第一希望にして応募し、他では上映しないでじっと待つという決断になるとか。なかなか大変なことですね。(友人の映画監督が教えてくれました)

もちろん私たちも色々な選択肢があったわけだけど、結果的に水戸という映画の舞台となった街で、また白鳥さんの縁の深い水戸芸術館からスタートできたというのは、素晴らしい決断だったように思います。色々悩んでいた私に「映画ゆかりのところから始めるのも良いとおもいますよ」とアドバイスをしてくださったのは映画ライターの江口由美さんがでした。

水戸映画祭からお声けいただいた春ごろは、まだ映画を配給会社に委ねるのか自主配給で行くのか悩んでいた時期でもありました。その後、また別の映画の配給会社に勤める知り合い(仮にAさんとします)にアドバイスをいただき、自主配給の道を探り始めるわけですが、それについてはまたいずれ。

なにはともあれ、無事にプレミアは終了。
映画祭の皆さん、そして来場していただいたみなさん、ありがとうございました。


この日は、笠間や東京、浜松など日本各地にちらばる映画スタッフ、何人もの友人たち、家族、国立新美術館の逢坂恵理子さんや写真家の松本美恵子さん、校正者の牟田都子さんなども駆けつけてくれました。

わたしはビッグなスクリーンで自分たちの映画を見て、その事実におおいに感動するかなと思いきや、ああ、このシーンはこれでよかったのかなとか、あの音は意外と大きく聞こえるな、など細部に目がいってしまい、あまり集中できないままに最後のシーンが流れていました。

しかし、その後の打ち上げでは、みなさんに色々祝ってもらえて、涙、涙、涙。パリに住む友人のエツツがメッセージをくれたところがハイライトだった。涙ですぎて、ちょっと恥ずかしかったです。

そして昨日、水戸映画祭に参加してくれたSLくんのレポート/クラファンのアップデートが届きました。SLくんは先日も書きましたが、この春に高校を卒業したばかりの青年で、いまわたしたちのお仕事を色々と手伝ってくれています。写真を撮るのもなかなか上手です。

「はじめまして、映画『目の見えない白鳥さん、アートを見る』を配給する会のSLと申します。有緒監督からずっと「SLくん」と呼ばれ、クラウドファンディングのお礼メールや、SNS発信のお手伝いをしている18歳の青年(笑)です。水戸でのレポートをお伝えしたいと思います」

と始まる客席からのフレッシュなレポート。

そうか、客席に雰囲気はこんな感じだったのかーと知ることができて

嬉しかったです。ぜひお楽しみください。


さて、映画のクラファンもそろそろ3週目に入ろうとしております。

今日までスタートダッシュの後押しをしてくれた88人のみなさま、

本当にありがとうございます!!!

小学校の友人から最近出会った人まで、近所に住む人から外国に住む友人まで。

さまざまな人生のタイミングで出会った多くの友人たちの応援に心から勇気づけられています。

このクラファンですが、All or Nothing(成立しないと受け取れないヤツです)なので、気分はまだまだジェットコースター、ぎゅいーん!

支援する、しないにかかわらず、
まずはサイトを覗いてもらえるだけでも嬉しいです。

↓↓↓

https://motion-gallery.net/projects/shiratorisan

それにしても18歳の頃、自分は何してただろうか。大学に入ったはいいけど、特に勉強もせずにお酒ばかり飲んで、ぐだぐだした日々を送ってたなあ、と思い出されるばかりです。

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