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【2022.3.5 アーカイブ】2011年から続いている陰鬱としたこの気持ちは、どうやら後1年で終わるらしい。(トランジット冥王星/山羊座12ハウス)

※この記事は、2022年3月5日に、別のブログで書いたものです。
今回ブログのお引越しでこちらに内容をアーカイブとして残しています。
今と状況が変わり、修正したい箇所もあったりしますが、その時の感情を残しておきたいと思うのでできる限りそのまま載せています。
※関連リンクは適宜差し替えていきたいと思います。

初投稿日時:2022年3月5日 10:32

こんにちは。
今回はトランジットの冥王星について。

冥王星は今山羊座にいますね。
2023年には、冥王星は水瓶座に移ります。

2020年12月22日に、水瓶座の0度で、グレートコンジャンクションを迎え、風の時代の到来となりました。冥王星も水瓶座に移動することで、本格的な風の時代へと移行します。

つまり、この記事を書いている2022年は、動きが遅い冥王星が山羊座の後半をゆっくりと動き、地の時代に築いたものをゆっくり破壊していってます。

新しい時代の匂いはありつつも、古い時代の遺物で不要なものは、最後の総仕上げと言わんばかりです。

ここ数年でテレワーク普及が進みましたが、不便な面もあり矢張り対面がいいよねということで揺り戻しがあったり。忖度が働き、テレワークが進んでいなかったり。
こうした残された課題に対して、進められるべき改革を推し進めざるを得ない状況が、後1年間には待っているのではないかと思います。


私にとってのトランジット冥王星
冥王星山羊座時代(11ハウス→12ハウス)
ネイタル太陽(11ハウス)とトランジット冥王星がコンジャンクション
月ー天王星ー海王星チーム(12ハウス)と冥王星がコンジャンクション
12ハウスについて考える
12ハウスが土星に来た時のことを振り返る
改めて冥王星12ハウス滞在の時を振り返る
冥王星が私の12ハウスを抜ける頃

私にとってのトランジット冥王星

私のネイタルチャートからみると、トランジット冥王星の現在地は、山羊座の12ハウスに位置しています。
私のアセンダントは水瓶座の0度になりますので、12ハウスの更に後半になります。
ついに最終戦という感じでしょうか。。

内側の円は私のネイタルチャート、外側の円はトランジット(2022年3月4日12:00)

私のネイタルには、蠍座に冥王星があります。

今まで、冥王星は、蠍座→射手座→山羊座と移動してきています。
蠍座から山羊座(私のネイタルの10〜12ハウス)まで、主要天体が多めというのもあり、影響は大きかったと思っています。
また、私のネイタル太陽がノーアスペクトなので、どう使ったらいいのかわからないといつも頭を悩ませています。

普段太陽の働きが悪く、やる気がない私に、トランジットで動いていく冥王星に、ネイタルのいろんな星がコンジャンクションしていくことで、その時だけ、とんでもない底力と追い詰められ方を経験していきました。
生まれた時からことあるごとに、冥王星イベントがありました。

そして、冥王星が山羊座に入ってから、割と振り回されっぱなしかなという感覚はあります。

冥王星山羊座時代(11ハウス→12ハウス)

冥王星が山羊座入りした時の、私の冥王星イベントは大きく以下二つがありました。

  • 山羊座入りしたばかりの時、私の山羊座太陽(11ハウス)に冥王星がコンジャンクション(2008年〜2012年頃)

  • ネイタル月、天王星、海王星(12ハウス)にトランジット冥王星が順番にコンジャンクション。※ちなみに、私のネイタルの月と天王星と海王星は3つともコンジャンクションしています。(2015年〜2017年頃)

ネイタル太陽(11ハウス)とトランジット冥王星がコンジャンクション

太陽は11ハウスで、12ハウスの一歩手前にあります。
12ハウスではありませんが、場所も近いですし人生の重要な分岐点だと思いますので、書きます。

ネイタル太陽とトランジット冥王星がコンジャンクションした頃は私が高校生〜大学生のあたり、自分の理想とした進みたい進路には進めず、諦める事になりました。美術系に行きたいと思っていました。

特別なお家ではなかったので、自分の関心(芸術系、今思えば、心の琴線に触れられるもの?)と、平凡家庭でも行ける学部(文学)を探索し、重ね合わせて妥協点見つけ、長い時間をかけてなんとか自分を納得させました。
結果的に、表現力の中で、「書く」が自分にとって1番得意だったので、そんな道になったんだなあと今では思っています。

月ー天王星ー海王星チーム(12ハウス)と冥王星がコンジャンクション

まず、ネイタルチームのコンジャンクションの意味を紐解いていきます。

  • 月→生活基盤、心と体、健康

  • 天王星→改革、離れる

  • 海王星→広がる、スピリチュアル

アスペクトを読むときは、年齢域の高いものから低いものへ読むのが基本です。
海王星は月に影響を与える。そして天王星にも影響を与える。
天王星は月に影響を与える。

  • 海王星→月の影響…イマジネーション豊か。夢をよく見る。夢と現実の境界が曖昧。感受性が豊か。

  • 海王星→天王星の影響…理想の世界を作り出す。

  • 天王星→月の影響…日々新しいことに出会える、刺激的な生活を望む。

この3つの天体の意味を合わせると、夢のような理想の生活環境を作るために刺激を求め続ける、豊かな感受性が心と体に大きな影響を与える。となります。これだけでも強烈ですね。ちなみに海王星と月のコンジャンクションは、HSPだと言われているみたいです。
確かに、私自身は細かいことが気になって仕方ないという面はあります。

そしてそこにトランジット冥王星がやってきてコンジャンクションすると、上記の意味がより深まります。

月は生活の土台、プライベートを表しますので、天王星は改革や離れる、海王星は理想や広がること、そして冥王星の徹底的にで、どこに生活基盤を築くのがいいんだ、と試されているようでした。
それが、就職や転勤、転職でかなり引っ越したというのに現れた気がします。

心もなかなか大変でした。この時に経験したことは、いい意味でも悪い意味でも記憶が蓄積され、澱となっています。

12ハウスについて考える

12ハウスそれ自体の意味について考えていきます。
ここは他者から見えない自分の内面、集合的無意識、世界の全部、境界が溶けてなくなるところ。

冥王星がやってくる事によって、1つのことを経験する度に、くよくよし、内省的になっていました。月の元々の性質もありますが、世界と一体になっている感覚、いろんなものから刺激を得るので、清濁混ぜこぜで吸収し、現実化していく感じがします。そしてそれがかなり徹底されて現れていくのです。

12ハウスが土星に来た時のことを振り返る

ちょっとわかりにくいので、土星が12ハウスに来た時のことを思い返します。
土星が12ハウスに来たのは、2018〜2020年。ちょうど私が2社目にいた頃とピッタリ重なります。

現実化を表す土星が、次のアセンダント(生まれ変わる)に向かって、立場や物質的な断捨離が起きました。

ものをずっと溜め込みがちだった私も、この数年は、身軽にしたくてたまらなくて、メルカリでものを売りまくってました。
自宅のサイズダウンも実行。引っ越しは失敗だったのですが、おかげ?で、
そこにあった持ち物を大半捨てることに。昔から自分の手元にあるものは、皆無と言っていいのではないでしょうか。
包丁とトースターくらいしか残っていません。

立場(仕事)も、結局リセットしてしまいました。
土星がアセンダントに乗っかってから、今までの自分の経験、築いてきたキャラ、その延長線上に仕事がどんどん積み重なっていましたが、一旦全部リセットされ、全然違う仕事に就きました。
方向性を変えたかったので良かったのですが。

改めて冥王星12ハウス滞在の時を振り返る

土星が物質的な断捨離とすると、冥王星は、私の人生全てにおいて断捨離が実行されてきたのではないかと思いました。
手に入れた物もそうですが、仕事、人間関係、学んだこと、人生に関わるものが全て…本当にいるの?ときつい問いを突きつけられ、本当に必要なものしか手に入らない。必要ないものは捨てざるを得ない。しかも、それを手に入れないと死んでしまう、という飢餓状態のレベルでないと手に入らない。0か100かの世界。

中途半端に得ようとすると途端に離れてしまう。内省のハウスでもあるので、寂しくて辛い時もありました。
全てが目まぐるしく変わり、世間一般的には若くて楽しい時期と言われながらも、私にとっては、本当に重苦しく、苦行のような時期でした。

ですが、この時に出会い、今でも付き合いが長く続いている方は、本当に私のことを思いやって、手を差し伸べてくれた人です。
私に本当に必要な、実りある人間関係に恵まれたと思っています。

冥王星が私の12ハウスを抜ける頃

そしてこのなんとも重苦しい時期は、冥王星が水瓶座にいくことで明けます。
後1年後です。

冥王星が水瓶座入りしたら、世間はどうなるんでしょうね。
私はというと…1ハウスに位置しますので、今までとは打って変わって、自分を出すことに徹底的になるのではと思っています。
まるで芸能人になるつもり!?みたいな。1ハウスに金星があるので、それは強まると思います。

そして、アウトドア派になるんじゃないかなあと。1ハウスのナチュラルサインが牡羊座なので。

この仮説が当たるのかどうか…当たったら面白いなあと思っています。
また、12ハウスから1ハウスに移動するということは、アングルに乗っかるということでもあります。
そう、アセンダント(Asc)に乗っかってきます。
アセンダントに冥王星が乗っかったら、それこそ死ぬような思いをしながら、生まれ変わる勢いで破壊と再生のステップを経験するのでしょうか…。

少し怖い気もしますが、この一年で、色々また試されるんでしょうね。
きっといつか、
朝は来る。

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