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自分をつくろうのではなく、つくる。

どうやったら自由自在に生きていけるんだろう?

私は長いことこんなことを考えていました。

自由自在に好きな人たちと、好きな服を着て、好きなことをして、好きな生活をするには、自分のままでいる必要があるな。

そんなことに気づきました。

でもそこからが、難しかったです。

どこか自分を取り繕ってしまうことがたくさんあったから。

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なりたい自分(つまり自分のままの自分)になろうと思っても、この世界は決して自分1人だけではありません。

だからこそ、誰かに合わせてしまったり、その場の空気を読み過ぎてしまったりして、自分に構ってあげられないこともある。

そうこうしているうちに、自分のための自分じゃなくて、誰かに気に入ってもらうために自分を取り繕っている自分に気づきます。

そんなことが私にもありました。

人の役に立つのがすごくうれしくて、たぶん人一倍、人に褒められたい!って思うから、頑張っちゃいました。

でも段々自分を雑に扱っているような気持ちがして、気持ちがふさぐことも多かったんです。

そしてやっと、気が付きました。

自由でいるには自分を取り繕うのではなくて、自分をつくることだと。

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自分をつくるということ、それは「自分はこれが好きで、これが嫌い」ということを自分で知り、人に伝えることだと思っています。

自分の好きなこと・嫌いなことを知ることは、自分がどんな人になって、どう生きていきたいかを知るのと同じです。

自分がどうありたいか分かって、それを外の世界にも伝えられるようになると、自分の中に「芯」のようなものができてきます。

「芯」ができあがると、どこに行っても「自分はこうだ」と流されずにいられる気がします。

「芯」をつくるのは時間がかかることだけれども、それは自分を丁寧に扱う大事な時間でもある。

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嘘の自分で作ってきた世界には、もうお別れをしよう。

そう思ったのはほんの数か月くらい前のことです。

そこから私は人と関わり合いながら、自分にとって何が一番大事なのか、よく自分と話し合いながら毎日過ごしています。

ちょっとくらい、わがままでいたっていいんだ。


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