吉田類の酒場放浪記を始めてみたのはいつの頃だろう。
「酒場と言う聖地へ酒をもとめ肴をもとめさすらう・・・吉田類の酒場放浪記♬」

このナレーションを聞くだけで、もう類の世界にどっぷりはまってしまう。この番組が、私は大好きで見まくっているのだが、一つだけ、一つだけ制作さんに物申したい。

なぜか、オープニングに出てくる居酒屋さんの生ビールが全く泡立ってなくてまったくもって美味しくなさそう。せっかくワクワクしてみているのに、あのビールだけはいただけない。残念極まりない。あのビールだけ、ビールだけ差し替えてもらえないだろうか。(*- -)(*_ _)ペコリ

まぁ、オープニングはさておき、吉田類ちゃま。

この番組を見て、吉田類の行ったお店をめぐってみよう企画を勝手に自分で立ち上げてみた。追っかけですな。追っかけ。沢山行ったので覚えていないお店もあるが、印象に残っているところだけ紹介してみよう。

一発目、行ってみよう！

勉強会で埼玉県の大宮にった時のお話だ。勉強会も終わりサー帰りましょ。と駅の電光掲示板を見上げて驚いた。なんと、「青森行き」という新幹線が走っているではないか。

これに乗ったら、青森まで連れて行ってくれるのか～。

と思っていたら、次の瞬間。気が付けば東北新幹線に乗っていた。（笑）
と言う訳でまずは、青森駅のすぐ近く、鎌蔵さんからです。(*- -)(*_ _)ペコリ

ここに入ると、いきなりごちゃごちゃっとヒコーキやら機関銃やらが天井からつるされている。便所には吉田類のポスターがしっかり張られてあった。周りを見渡すとお客さんはすべて自衛隊の隊員たちで溢れかえっていた。ここはなんと、自衛隊御用達居酒屋さんだったのだ。

店主のおっちゃんも自衛隊出身・・・。だと言ってたような・・・・。そんな気がする。あれも飲め、これも飲め、と勧められるがままに地酒を飲みまくったので、正直あんまり覚えていない。でも、とっても楽しいお店だった。

さぁ、お次は「いせや」さんですね。青森からいきなり吉祥寺です。（笑）
いせやさんは、井之頭公園と直結しているようなところに有って、よく通ったお店の一つです。

ここはいいんですよね～。ごちゃごちゃしている店内で、畳のテーブルに座ると。いやー落ち着くのなんのって。安い、美味い、アクセスがいい。酔ったら、井之頭公園で暴れまわれる。東京の友人たちと飲むときは決まって「いせや集合！」の号令の下に集まったものです。

昭和レトロ感が半端ない。タイムスリップしたような感覚に包まれます。
いせやさんで飲んで、ほろ酔い気分で、井之頭公園で大道芸やストリートミュージシャンのお兄ちゃんたちとべちゃべちゃ話す。気分が極まったら、動物園でゾウと戯れる。この上ない至高の時間です。

次は井之頭公園からいきなり群馬ですぞよ。皆さんついてきてますか～。
高崎の三月兎さんです。

ここは、とにかく、店が分かりずらい。高崎を根城にしている知り合いの劇団員たちを総動員して探して頂き、連れて行ってもらった。なんか、鉄のオブジェがそっと立てかけてあるだけの、とーーっても入りずらいお店。

中に入ると、なんだか、ショットバーのような昔の純喫茶を思わせるような店内。そこに、どでかい日本酒が居並ぶガラス張りの冷蔵庫がドカンと置かれてあった。

店主にお勧めを聞いて、次々と日本酒を出してもらった。「この辺りではなかなか飲めない〇〇」といって、出される日本酒の数々。

「これは、黒牛、紀伊国屋文左衛門、呉春、天野酒・・・」

偶然。全くの偶然だったが、関西出身の私の地元。おひざ元のお酒ばかりずらりと並べられてしまった。それは・・・・。と思ったが、確かにこの辺りでは珍しいのだろう。私的には新潟の○○とか群馬の〇〇とかがよかったのだが・・・。

まぁ、群馬の友人たちも喜んでいたし。まぁ、良しとするか。てな塩梅だった。アテの種類はあまりなく、日本酒に合う厳選されたものが数品あるだけだ。本当に日本酒を楽しむためのお店だった。あえてそうしているのだろう。

これですよ。どうです？入りづらいでしょ（笑）

さてさてお次は、大宮駅を降りてすぐの「いづみや」さんですね。
ここは、本当にアクセス抜群。昼間っから呑み助で溢れかえっている。
店内は「ザ・大衆食堂」といった雰囲気。

私もご多分に漏れず、日の高いうちから大宮に住んでいる友人と昼間っから飲み倒した。

ホッピーを白と黒を交互に頼んで、飲み倒す。また、いづみやさんの特筆すべき点は、壁いっぱいに書かれたメニューの多さ。何を頼もうか悩んでいたら、日が暮れそうになるぐらいだ。孤独のグルメの主人公「井之頭五郎」がこの店に来たら、丸3日は食べるものが決まらないだろう。

関西でも吉田類の旅は止まらない。長くなりそうなので、今日はここまで。今回は東日本編ということで。（笑）