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世界一周して、変わる人と、変わらない人の違い


「世界一周して分かった。人ってそんな簡単に変わらない。」と言う人。

「世界一周して、価値観めっちゃ変わったぜー!」と言う人。



両者いますが、この違いはなんだろう。

私なりに考えてみました。


1.価値観が変わらない人

このタイプの人は、

①年を取りすぎて、頭がカチカチ
②きれいな景色だけ見て、満足
③現地の人と、あまり交流していない


これのどれかに当てはまります。


①年を取りすぎて、頭がカチカチ 
年齢で人を判断しているようで、申し訳ないです。
でも、例え、70歳のおじいちゃんでも、心が若くて、探求心がある方は、「こういう人も、おるよのう。」と理解してくれるはずです。

心が年を取ってしまうと、新しものを受け入れるのが難しくなってしまいます。だから、海外に行っても、そう簡単には変われません。


②きれいな景色だけ見て、満足
確かに、海外には、日本では決して見ることのできない、絶景がたくさんあるでしょう。
でも、きれいな景色を見て心機一転させようと思っても、その気持ち、1週間もすれば、忘れちゃいます。

絶景で、人生を変えるのはほぼ無理です。


③現地の人と、あまり交流していない
例えば、レストランで注文して、「よし!外国人と話せたぞ!」と思っていませんか。確かに、交流はできていますが、たった1,2分のことですよね。1,2分の交流で相手のことを知ることはできません。



2.価値観が変わる人

このタイプの人は、

①現地の人に観光案内してもらう
②ツアーを使わない
③現地の人に、泊めてもらう
④現地の人と、ディスカッションする 
(文化、経済、政治、マナー、働き方、恋愛、歴史、等)

これが、全てできている人です。

当たり前ですが、現地の方と深く交流していないのに、価値観なんて変わるわけありません。

よく、「世界一周しても変われない。自分の人生を変えるのは、自分である。」と聞きます。

まあ、それは当たり前のことです。

大切なのは、

自分は無知であること
自分が知っている世界なんて、世界の数%にしかすぎないこと
日本の常識は世界では非常識であること
多文化のいいろころを、生活に取り入れていくメリット

これらを知ることです。

これらを知って、たくさんの恥をかいて、初めて、人生を変えることができるのです。


特に大切なのが、④のディスカッションです。もちろん、翻訳機や通訳などは使わないですよ。話すのが面倒くさくなりますから。



3.実際、私が変わったこと

逆に、外国人の方から得た知識としては、

転職は当たり前
発言したもの勝ち
人目を気にしない
日本は恵まれた環境
女性が家事をしなくてもいい

などがあります。


取り入れていることは、

人の目は気にしない
思ったことは発言する
今の環境に感謝する
自分の考えが普通だと思わない

などです。

私も、日本のことでさえ、まだまだ知らないことだらけです。

「あなた、日本人なのに知らないの!?」と言われることもあります。恥ずかしくて、悔しいですが、それでも「知りたい」という好奇心が勝ちます。そして、少し勉強して、また悔しい思いをして、の繰り返しです。

ちなみに今は、日本史について勉強中です(笑)


みなさんは、海外から、人生変わった経験はありますか?

サポートしていただけると、台湾に関する本などの学習費に使わせていただくので、更にレベルアップします。近日中にお礼のメッセージを送らせてもらいます。