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ウフィツィ美術館の草間彌生! 自画像

ウフィツィ美術館にある現代アート、その2。
Ciao! フィレンツェ #ウフィツィ美術館 よりチヅです。

前回ウフィツィ所蔵の現代アートという事でトKoen Vanmechelenの自画像をご紹介しました。
今回は日本の草間弥生の自画像をご紹介します!



そもそもなぜウフィツィ美術館に現代美術?なのですが、
現代美術だからという理由でコレクションされた訳ではなく、
メディチ家のレオポルド枢機卿という文化的教養の高かった人が集めた、膨大な美術作品の中の自画像コレクションが元となったものです。
なので、デル・サルト、カノーヴァ、フリーニ、ジュリオ・ロマーノ、などなど、割とウフィツィっぽい画家の自画像が多数あります。

そのコレクションを現代まで繋げてしまうのが良いところで、
1900年台、2000年台の自画像も増え続けています。

草間弥生の自画像は、横尾忠則、杉本博の自画像と共に2013年に寄付されました。
現在の展示スペースは残念ながらまだ小さく、
とても全てのコレクションを観る事はできませんが、
限られた展示数の一点に選ばれたという事からKusama人気がうかがえるところです。

斜め下から観ると、筆跡が見られます


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