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ROLF BENZ TOKYO×気鋭の作家5名 Artworks for ROLF BENZ TOKYO

【2023年開催】
Artill株式会社(本社 ⼤阪市北区 / 代表取締役 三輪昌徳)は、ドイツを代表する高級家具ブランドROLF BENZのフラッグシップショップ「ROLF BENZ TOKYO」(東京・青山)を会場に、気鋭の若手アーティスト 石川将士・伊東春香・大社カリン・大谷陽一郎・杉山佳 5名による展覧会”Artworks for ROLF BENZ TOKYO”を2023年10月20日(金)-11月3日(金)の期間限定で開催いたしました。


展覧会概要

会場: ROLF BENZ TOKYO
会期: 2023年10月20日(金) - 11月3日(土)11:00-19:00
*水曜日定休
アーティスト: 石川将士 伊東春香 大社カリン 大谷陽一郎 杉山佳

展覧会について

現代社会には差別や格差、軍事対立、環境問題などあらゆる分断や課題が存在しています。分断や課題の解決に向けて、アートを通して共感を生み出し、異なる考えを持つ人同士が理解しあえるきっかけを作ることを目指しています。 今回は、アートとインテリアの要素を掛け合わせて共鳴を起こすことで、人がつながる場を提供します。

今回は、異なる視点・表現方法を持つ5名のアーティストの作品を、ROLF BENZというドイツを代表する機能的かつタイムレスなデザインで、生活に寄り添ったインテリアを提供する空間に展示します。

立体の鋳金作品、平面でもあり立体でもある作品、具象画、抽象画、具体と抽象が距離により変化する作品を創作するアーティスト、といったように幅広くご覧頂き、作品と鑑賞者・作品と作品・作品と空間の関係性を捉えることにより、自身のモノの見方や生活のスタイルを想起して頂くことを意図しています。

機能的な要素を持つROLF BENZのインテリアと、情緒的な要素を持ち、鑑賞した者の心に訴えかけ届かせる5名のアーティストの作品の美しい対比を感じながら、インテリアとアートが互いを補完し、織りなす空間をお楽しみください。

ROLF BENZは、1964年、丈夫なフレームづくりや丁寧な椅子張り技術など、ソファづくりに欠かせない技術が盛んなドイツのナーゴルド市で創立。世界ではじめてコーナーソファを発表し、新しいライフスタイルを確立したことで知られ、それ以来、業界のリーダーとして常に注目を集めています。

そのドイツを代表する高級家具ブランド「ROLF BENZ(ロルフベンツ)」による世界初のROLF BENZ公式認定フラッグシップショップ「ROLF BENZ TOKYO(ロルフベンツ東京)」を会場とし、国内外で活躍する作家5名の多様な作品とインテリアとのコラボレーションが実現いたしました。

日本初登場となる最新作ソファ「MOYO」をはじめとする新作コレクションもあわせてご体感ください。

アーティストプロフィール

石川将士 Masashi Ishikawa

1992年東京都生まれ。
2017年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻修了。金属工芸技法の一つである鋳金(ちゅうきん)を学び、主に金属による作品制作を行う造形作家。多くの作品において人体をモチーフにしており、スケッチを段階的に抽象化した上で繰り返しドローイングを行うことで独自の造形を創造している。美術、工芸、デザインの要素を掛け合わせた実用的な作品やレリーフ作品を得意とし、近年は伝統的な工芸技法に3D技術を取り入れ、新しい表現に挑戦している。

伊東春香 Haruka Ito

1989年静岡県生まれ、現在は東京を拠点に活動している。2014年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、2016年東京藝術大学大学院修士課程日本画研究分野修、2019年東京藝術大学大学院博士後期課程日本画研究領域修了(博士号取得)、現在は東京藝術大学日本画研究室教育研究助手を勤める。
伊東が日本画で描く夜の街や工場地帯といった風景は淡く繊細で、人々の温かな暮らしを想起させる。幻想的な光景の美しさは、見る人の心を穏やかに包み込む。

大社カリン Karin Okoso

1993年東京都生まれ。
女子美術大学アートプロデュース表現領域修了。 モデルとして広告や誌面で活躍する傍ら、2017年からアーティスト活動を開始。画家として個展を3 度実施。その他にもLIVEペイントや子供たちと行うワークショップなども開催実績あり。金箔を使用した絵が特徴的。抽象的な絵を中心とし自身のイマジネーションを表現する。

大谷陽一郎 Yoichiro Otani

2015年桑沢デザイン研究所卒業。
2017年に作品集「雨 大谷陽一郎作品集」(リトル モア刊)を出版し、アーティスト活動を本格化。2018年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。2018年から2019年中国の清華大学へ交換留学。

「キ」と「ウ」という音節に基づく漢字を無数に配置することで雨を描いた。この発音の起点にあるのが雨乞いを意味する「祈雨」という言葉である。また、「喜雨」「鬼雨」「樹雨」「雨期」「雨季」など雨にまつわる言葉が複数あるという気づきが、その他の漢字へのさらなる派生へと導いた。最終的に50種ほどの漢字を使用している。

杉山佳 Kei Sugiyama

1988年奈良県生まれ。
現在は東京を拠点に活動している。2011年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画入学、2015年 東京藝術大学美術学部卒業 同大学大学院日本画入学、2017年 東京藝術大学修士課程修了 同大学美術研究科美術専攻日本画博士後期課程入学、2020年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画修了博士号取得博士論文『不在』、2021年 東京藝術大学日本画教官室教育研究助手を勤める。

杉山の作品は日本美術の「見立て」と「引用」の技法を巧みに用い、持ち主の存在の間接的な表現や過去の作品の連想を試みている。クレヨンによる描画に岩絵の具で彩色した作品は、独特の柔らかな魅力を放っている。

ROLF BENZ

ロルフベンツは、1964年に南ドイツ、ナーゴルト市でロルフ・ベンツ氏により設立。世界で初めてのコーナーソファを発表したことで注目を集め、その後もその時代のライフスタイルに沿ったタイムレスなデザイン、最高の快適性と「Made in Germany」の最高品質の家具を提供するドイツを代表する高級家具ブランドです。

ROLF BENZ TOKYOは、ロルフベンツがライフスタイルブランドとしてさらに飛躍するために、世界市場に向けて発表した「グローバル・フラッグシップショップ・デザイン」による、世界で初めてのロルフベンツ公式認定フラッグシップショップです。
公式サイト:https://www.rolf-benz-tokyo.jp/

お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

メディア掲載
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noteではこれまでに開催したアートプロジェクトをアーカイブとして紹介しています。今後のイベント情報はインスタグラムや各種SNSにて発信していきますので、是非フォローしてお待ちください✨
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