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「形から入る」の本当の意味

お知らせ

12月11日(土) 歩く瞑想の会 in 東京あきる野市

2022年1月16日(日) LIVE「Spiritual Music」 東京池袋

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「形から入る」の本当の意味


例えば「理想の自分」とやらを目指そうとして、そうなるために、まず「形から入る」って、ある意味大事なことです。目的地へ向かうカーナビのようなものかもしれません。

ちなみに僕は以前「合気道」をやってましたが、合気道にしろ、そのような武道や、茶道でも華道でもそうでしょうけど、やはり「型(かた)」があり、まずはその形式をとことん模倣することによって、それを身につけていきます。

あと自分の経験で言うと、「歌が上手くなる」ためのコツにも、「物真似をする」って、とても上達する道の一つです。

そのような「技法」や「技術」よりも、もう少し抽象的になりますが、「理想の自分」になるために、その理想に近い人を見つけて、その人を「モデリング」するというのも、よくある成功法則的な、古くからの手法です。

つまり「成功者」を真似る、ということです。

これって確かに「近道」だと思います。技術を身につけるための「型を学ぶ」とか「物真似」も、ある意味モデリングです。

しかし時々、自己啓発的なもので、「形から入る」の意味を、少しだけ取り違えているんじゃないかな?と思うことがあります。

例えば、「お金持ち」になりたい、という理想があるとして、「お金持ちのように振るまえ」というモデリングがあります。

そこで、例えばお金持ちの人たちのように「ラグジュアリーなホテルに宿泊する」「高級レストランに行く」「お金に糸目をつけずに使ってみる」など、そのような形式を真似てみる、という方法(?)があります。

それをやることで「お金持ち設定」をしよう、そんな手法が一時期流行り、自己啓発やスピリチュアル界隈で、お金持ちと同じようにお金を使ってみよう、的なメソッドがありました。

憧れのお金持ちの人が着ているブランドを身につけてみる、憧れの人が行ってるお店に行ってみる。

しかしこれって「形から入る」のモデリングとは、少し違います。

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