クマもんの旅。
「クマもん」へ行ってきました。
じゃなくて、「熊本」へ行ってきました。
2月25日(日)〜、関西でのイベントを終え、そのまま伊丹空港から熊本県へ。
さっそくやってきたのは、天下の名城「熊本城」。
来るのは3度目です。熊本の大地震の後からだけど、来るたびに復興している様子が伺えます。
一緒にいたメンバー全員感じてくれたけど、お城との「ギャップ」が面白いんです。
お城って、やはり「男性的」というか、上昇の流れを感じるんですが、加藤神社の中に入ると、途端に「優しさ」や「広がり」を感じます。
もちろん、そんな神社はたくさんありますが、ギャップがあるからわかりやすい、と個人的には思っています。ぜひ行ったらお試しあれ。
翌日から、1泊2日のリトリートなんですが、前日入りしてたメンバーとお城巡りや、夕食などを共にし、時間を過ごしました。
その日は球磨焼酎(熊本県のお米を使った焼酎)を2杯で切り上げました。ついつい仲間といると飲みすぎるんだけど、今後はそこは変えていかねば、と思い、「酒は2杯まで!」と自分に制限を設けてました(笑)
して翌日、
ちんちん電車に乗って、駅前へ。
いきなりダンゴ、小麦だから控えてたけど、せっかく「名物」だからと思って買ってみたら、ちょっと苦手でした…。
メンバーが揃い、レンタカーを借りてリトリート。熊本巡りの旅を開始。
まず訪れたのは、
拝ヶ石巨石群は、巨石好きの人には有名、とのことですが、僕も初めてです。ここに来たくて、熊本旅を計画したってくらい、来てみたかった。
ここが一番、巨石が集まってますが、この少し上に「ストーンサークル」があって、石に囲まれていると、「なんだかあったかい」という感覚を、みんな覚えました。不思議な場所です。
さて、その後は、
15000年の歴史を誇る、日本最古というか、世界最古な神社、幣立神宮。
僕は3度目ですね。
帰りがけに、宮司さんがいらっしゃいました。
有名な方らしく、一緒にいたメンバーが声をかけてくれたおかげで、神殿の中に入れてくださり、中で参拝をして、色々とお話を伺えました。
「パワースポットブームで、この神社も有名ですよね?」と僕が尋ねたら、
「パワースポットは、自分の家、そして自分自身だよ」と、深みのある声で仰いました。そう、声がいいんです。味のある、胸に響く声でした。
「確かに神社も潤うし、旅行会社も、地域の経済にもいいけどね…」
と、つまりパワスポ巡りより、自分を高めなさい、ということでした。その通りですね。
さて、神社を後にて、阿蘇山の麓の宿へ。
翌朝は、「阿蘇神社」へ。
そして、すぐ近くにある(車で10分くらい)
国造神社。
メンバーさんから教えてもらって知った神社ですが、とてもよかったです。
さて、そしてまた車を走らせて、
押戸ノ石石群へ。
メンバーの一人が「思わず走りたくなる」と言って、走ったりして、体を動かしてましたが、僕もすごくそれを感じました。
踊りたくなるような感じ。
僕はよくこの手の場所に行くと「踊りたくなる」んですが、結構な頻度で、岩のある場所で、思わず「舞い」をしてしまうことがあります。
ひょっとしたら、古代にもそういう舞いの儀式が行われていたのかも知れません。
たっぷりと石群を満喫し、その後は道の駅で休憩。
最後に訪れたのは、空港からほど近い津森神宮。
こちらでリトリートの〆(しめ)をシェアし合って、終了となりました。
ざっくりと経過だけ書きましたが、リトリートで起きたこと、感じたことは、メンバーだけに秘められ、共有されるものであり、文章には起こせないものです。
その夜は、熊本ひとり飯。
熊本料理を堪能し、ホテルに戻ったのですが、
スーパーホテルは、たまに泊まりますが、この日は駅近が良かったので、熊本駅前のスーパーホテル熊本へ宿泊しました。
スーパーホテルは、無添加とか、オーガニックにこだわってて、個人的にも比較的好きなホテルですが、危険なんです。
だってこのように(上)、18時〜21時の間、ドリンクバーでソフトドリンクだけでなく、色んなお酒が飲み放題なんです。
まあ、普段はぐっと堪えるんですが、この日はついつい球磨焼酎飲み比べで、2杯どころじゃなかったなぁ(笑)。普通は、焼酎も芋と麦の一種ずつくらいのなのに、さすが熊本です。こんなに用意されると、飲まずにいられません。
でも、翌朝もすっきりです。ちゃんぽんしなかったのがよかったのかな。
さて、翌朝も、一人でレンタカーを借りて、
天草へ向かいます。
道が一本道で、けっこう混んでるんですよね。だから思ったより時間がかかった。天草、なかなか遠いです。
で、やってきたのはこちら。
この神社が目的ではなくて、この山の中に、
どどーんと、こんなものがあるのです。
さらに、少し離れた場所にもストーンサークルもあります。
そこからさらに車を走らせますが、昼頃にお腹が空いたので、ふらっと入ったお店でランチ。
お袋の味、って感じの定食で、
こんだけ入って700円は破格です。
そして、車を走らせ、グネグネ道を登り、
龍ヶ岳。こちらも、神社よりも、
この展望台が有名です。
巨石の迫り出した展望台。天草諸島を見渡せる絶景です。おすすめです。
そして、神社にも、
また巨石!どんだけ巨石好きなんだって話ですが、好きなんです(笑)。巨石ハンターと呼んでください。巨石情報あれば教えてください。
さて、その後「天草」と言えば何を思い浮かべますか?
やっぱ「天草四郎」じゃないですかね?
岩場でのんびりしすぎたせいで、そろそろ宿に向かう時刻。で、戻る時にナビをセットしたら、ものすごい細い道を通らされた。軽自動車だったからよかったけど、スレスレの路地。
そして、通りかかったのは、
祇園橋、という有名な場所なんですが、この江戸時代からある石橋のあたりは、かつての一揆の激戦区で、この川が堰き止められるほど死体が積み上がり、血が流れたという。
まあ、ついさっきキリシタン館で知ったんですけどね(笑)
「へー、そりゃ行ってお祈りでもしたいな、でも、時間ないか、車停められそうにないし」と諦めていました。
しかし、なぜかナビがここを示す。行く時はまったくこんな道を案内しなかったのに。
多分、「通れ」ってことだったんでしょうね。だから、橋の前でしばし黙祷を捧げました。
色々と感じるものもあり、行って良かったです。
さて、そして車を走らせ、お宿へ。
夕食なしプランだったので、
スーパーで買い出し。
本当は刺身とか、天草っぽいもの食べたかったけど、ほとんど売り切れ(涙)。
宿で温泉入ってから。ビールと天草焼酎を注文し、その日は「酒は2杯まで」を守りました。
で、この温泉がすごいんです。
2種類のお湯があり、洞窟風呂もあって、夜はコウモリとかいて(笑)、とにかく素晴らしいお湯でした。日本秘湯の会に入ってる宿なんですね。接客も素晴らしかったです。
さらに、温泉は飲み放題。飲泉用に、部屋にペットボトルにたっぷり用意してあります。温泉といっても、クセのない水です。焼酎も、温泉水割りでいただきました。
猫ちゃんがついてきて、僕の部屋にしばらくおりました。
翌朝。海が近いので、早朝の海で禊。体が冷え切ったけど、すぐに温泉で温まり、豪華な朝食。
この宿はまた来たいです。いや、来ます。
さて、最終日のは、お土産買って帰るだけ。13時の便で、空港まで2時間以上かかる道のり。
道の駅で、妻が喜ぶ「新鮮野菜」などを物色。
空港近くの「ふるさと市場」も寄りました。
たっぷりと野菜を買いました。やっぱ安いですね。
空港へ。
ラウンジで過ごし、PC作業。広々してて居心地よかです。
昼に、さきほど天草の道の駅で買ったお弁当。
鯛の塩焼き、鯛カマの煮付け、鳥の唐揚げ(一個)、卵焼き、アサリご飯。ここまでタンパク質に偏った弁当もなかなかないですよね(笑)。野菜がない。せめてお新香でも、と思いきや紅生姜ですから。
弁当食べて、フライトを待ってたんですが、実はこの日は悪天候で、
外は真っ白。「欠航」の可能性もあるとか云々アナウンスが流れる中、
美味しいコーヒーを飲んでます。熊本空港やおしゃれなお店が多いです。
でも無事に出発。2時間弱の遅れかな。
そんなわけで、無事に旅を終えました。
今回はほとんど「旅日記」、記録としての「旅行記」でしたが、色々と付随する話もあるので、また別途綴ろうと思いますが、
熊本ではある「政治的」「経済的」な理由から、自然環境や、阿蘇の地下への懸念もあります。
それが「TSMC」という、世界最大の半導体メーカーが、熊本に大工場を建て、拠点にしたということです。
半導体には、大量の「地下水」を使います。地下水の豊富な熊本県を選んだには、そんな理由があるのでしょうけど、
そんなに大量に汲み上げて大丈夫?
また、農地や牧地が買い叩かれているのをご存知ですか?
食糧危機が云々とか言いながら、どんどん農家さんや酪農家さんの土地を買い上げて、工場や、社宅になります。
このチャンネルで、あれこれ話しています。
熊本県。九州のへその「阿蘇」。今後も、焦点になっていきそうです。
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