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デビッド・ラシャペルの写真を考える

デビッド・ラシャペルの写真を考える

デビッド・ラシャペル(David LaChapelle,1963- /アメリカの写真・ビデオ、映画監督、現代アーティスト)

David LaChapelle

デビッド・ラシャペルの作品は、カラフルでコンセプトチュアルなイメージのブレンドは、シュルレアリスムとポップアートの両方の影響を受けている。
彼は、シュールかつユーモラスな表現で挑発的な作品が多い、多数の広告や撮影、編集で、全編、または部分的でも笑わせてくれる。デビッド・ラシャペルは、とても明るくて、とても穏やかだ。
ただ、それだけではなく、彼は、美術史を参照し、社会的メッセージを伝えるファッション、写真の作品で著名だ。

BY DAVID LACHAPELLE
Untitled, 1984
死ぬほどの靴、1997
CALENDAR 2020 BY DAVID LACHAPELLE
フィッシュスティック-1998
これが私の家、ニューヨーク、1997

その写真スタイルは

その写真スタイルは、「超現実的でキッチュ(インチキぽい俗悪なもの)な破壊的」、それは、「kitsch pop surrealism」と表現されている。

最後の晩餐-2003
エルトン・ジョン (never enough, never enough by david lachapelle)1997

そして、LaChapelle の写真作品は「光沢があり、色が飛び散る、ハイパーリアリスティックなスタイルで細心の注意を払って作成された」と呼ばれる。
また、彼の写真は「破壊的な、または少なくとも陽気なアイデア、礼儀のないエネルギー、笑いをとることで知られている。そして、それらはジューシー(みずみずしい)な生命に満ちている。」

写真界のフェリーニ

デビッド・ラシャペルは、かつては、写真界の*フェリーニと呼ばれた。そして、国際的な出版物でのアートワーク、世界中のコマーシャル、ギャラリーや公的機関で作品を展示された。
(註)*フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini, 1920 - 1993/イタリア・リミニ生まれの映画監督、脚本家)

略歴とアートワーク-David LaChapelle

1963年、コネチカット州フェアフィールドで生まれる。その後、ノースカロライナ芸術学校に入学した、
また、この期間も含めて、セクシュアリティのために、いじめに苦しんだ。それは、後に、同性愛に関するアートワークに影響している。ただ、その公共性から、バイセクシュアルの人々のあまりかの兵役を禁止することになる。
デビッド・ラシャペルの初期の作品は、アンディ・ウォーホルに注目され、1980年代に「Interview」Magazine(Andy Warholによって1969年に創刊されたアメリカの月刊誌)で仕事を提供された。
そのAndy Warholに出会いは、デビッド・ラシャペルは、まだHigh School 在学中にインタビューの写真を撮っているのだ。

作品-David LaChapelle

彼の写真は、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ロンドンのナショナルポートレートギャラリー、テルアビブ美術館などのコレクションなど、グローバルに収納展示されている。
また、LaChapelle の写真は、Details、GQ、iD、ニューヨーク タイムズ マガジン、ローリング ストーン、ザ フェイス、バニティ フェア、ヴォーグ イタリア、ヴォーグ パリ….

追記

デビッド・ラシャペルの最初の写真は、プエルトリコでの家族旅行での母親のヘルガの写真でした。デビッド・ラシャペルは、母親が若い頃に家族写真のシーンを撮る方法は、後の彼のアート ディレクションに影響を与えたと言う。

-David LaChapelle

Photographers in Focus: David LaChapelle

デビッド・ラシャペルとDieselのコラボ映像

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