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第4の台座へ「Antelope」と題した彫刻(2022年9月-2024年)-London

第4の台座(The Fourth Plinth-London)へ「Antelope」と題した彫刻(2022年9月-2024年)

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Antelope
by Samson Kambalu /The Fourth Plinth(2022.9-2024)

サムソン・カンバル(Samson Kambalu,1975- /マラウイ-Malawi/学者・アーティスト)
母国マラウイ(Malawi)の文化を、文学とパフォーマンスに、インスタレーション、ビデオ、ドローイング、絵画などの様々なメディアでマニフェスト(声明文)を伝える。

・アートワークと略歴-Samson Kambalu
マラウイ大学(University of Malawi)のチャンセラーカレッジで、優れた芸術家、および民族音楽学者として教育を受けた作家であり、オックスフォードのマグダレン大学(Magdalen College, Oxford)のフェローだ。

有名なアートワークの1つは、聖書のページに貼り付けられたサッカーであるホーリーボール。
2000年にチャンセラー大学(Chancellor College)での「Holy Ball」(ホーリーボール)の展示会を開催し、訪問者を「運動と悪魔払い」に招待した。

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by Samson Kambalu

それ以来、サムソン・カンバルは自分の作品を国際的に展示する。
2015年、彼は第56回ヴェネツィア・ビエンナーレでオクウィ・エンヴェゾー(Okwui Enwezor,1963-2019/美術史を専門とするナイジェリアのキュレーター、美術評論家、作家、詩人、教育者)のAll the World's Futures(すべての世界の未来)に参加している。

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by Samson Kambalu

サムソン・カンバルのシネマは、ソーシャルネットワーキングサイトやギャラリーでのインスタレーションとして、共有する、psychogeographical(心理地理学)の短いフィルムクリップのシリーズだ。

by Samson Kambalu

そして、カンバルは、ロンドンのケイト・マクギャリー(Kate MacGarry )とストックホルムのギャラリー・ノルデンハケ(Stockholm-
Gallery Nordenhake)によって代表されている。

The Fourth Plinth(2022−2024)
2021年7月5日に、第四の台座(ロンドン中心部のトラファルガー広場)に、2022年9月から2024年まで、「Antelope」題した彫刻を、サムソン・カンバルのアートワークを占めるように次のように選択されていたことが発表された。
「サムソン・カンバルのAntelopeは、マラウイのバプテストの説教者であり汎アフリカ主義者であるジョンチレンブウェと、ヨーロッパの宣教師であるジョンチョーリーの写真を彫刻で再現したものです。」
1914年、(写真の説明)バプテストの説教をして、パンアフリカ主義(Pan-Africanism )の*牧師ジョン・チレンブウェ(John Chilembwe)とヨーロッパの宣教師ジョン・コーリー(John Chorley)。牧師ジョン・チレンブウェは、規則に反抗的な行為で帽子をかぶっている、それは、当時違法だった。この2人は、真の友人だった・・

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Fig.牧師ジョン・チレンブウェ(John Chilembwe)とヨーロッパの宣教師ジョン・コーリー(John Chorley)

(註)*牧師ジョン・チレンブウェ:John Chilembwe,1871-1915 /チレンブウェは独立の英雄として、ジョン・チレンブウェデーは毎年1月15日にマラウイで開催される。


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