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個人と集団の幸せ

個人のレベルと集団のレベルでは
何事も仕組みや働きが違う
自由に生きること、幸せを実現すること
それは個人レベルの話なのか
自分を含む集団レベルの話なのか
区別して考える必要がある

まずは個人レベルの自由と幸せを
100%達成させてあげよう
徹底的に自分を大事にしてあげて
食欲性欲睡眠欲の3大欲求ぐらいは
全部叶えてあげていい

食にしても性にしても睡眠にしても
健全なものであれば
それほど必要なわけではないと
実現してみれば分かる

こだわりは思い込みだから
思い込みをうまく工夫できたら
身近で手に入るもので十分満たされる
妥協というわけではなく
気付きや見立ての力を得ることで
予想外の収穫を得るような感じだ

歪んだ異常な欲というのは
身体ではなく頭が作り出しているので
続けると身体が持たなくなる
やがて病気になってしまって
苦しむだけで続かない

自分の「思い込み」に気付くこと
頭でなく身体の声を大事にできるかどうか
そこが分かれ目になる

食べられる量も
付き合える相手も
ぐっすり眠る時間も
色々経験して、やがて
ほどほどが一番だと気付く
食べ過ぎも、多すぎる人間関係も、寝過ぎも
しんどいだけだと気付く

欲しくても実現しないと
不足感ばかりを強く感じて
無駄に欲が膨らむ
糖分もアルコールもドラッグも
SNSもゲームもお金でさえ
脳の不満を解消しているに過ぎない
つまり自ら中毒になって
解消して喜んでいる
そのループから抜けられなくなると
外の世界は見えなくなる
外の世界に出るのが億劫になって
見ようとしなくなる

幸せには
個人レベルと自分を含む集団のレベルがある
個人レベルを満たしたら
友人、恋人、家族、会社、地域、国、地球など
自分を含む集団レベルの幸せを実現したくなる

そのために必要なのは
自分をパーツとして見る視点だと思う

人間関係や組織をよりいいものに育てるには
個人の欲からは離れて
自分が当てはまる「ピース」を見つける作業が必要だ

自分が所属する組織の機能として
欠けているものを見つけたら
そこに自分が入って機能させると
組織は良くなる

自分が犠牲になっていると思うと
できないかもしれないが
自分が所属する集団のレベルは
確実に一段上がる

つまり
自分の集団生活のレベルも
確実に一段上がる

集団生活のクオリティが上がれば
やがて周りの人から感謝される
感謝されなくても全く問題ないが
自分が機能を果たしていることは
分かるようにした方がいい

集団レベルでの幸福度や機能性を上げるには
個人レベルでの無理をしてはいけない
いつもほどほどでいいし、だいたいでいい
うまくいかないこともあるが、それでいい
何もしなくていい
ゆっくり徐々に確実に
焦らない、細かくなり過ぎないことが大事だ

いつの間にかできるようになっていた
気付けば、ずっと幸せだった
それが正解

集団レベルでの自由を実現するには
欠けているところに、自分というパーツを当てはめて
実行すること
つまり
見るだけ言うだけではく
「自分が実行する」という部分が機能して
初めて、集団レベルの自由は実現される

個人レベルの自由や幸福は
既に達成されている上でやるわけなので
決して無理はしないので
行き詰まることもない

身体開発と同じく
日々コツコツと
積み重ねて行くことで
個人レベルでも、組織レベルでも
パフォーマンスのクオリティが上がって
より豊かな実りを得ることに繋がって行く

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