ある日、夫が言いました。

「俺が不倫していたらどうする？」と。

昨今の相次ぐ芸能人の不倫報道で、このような会話をされた夫婦は星の数ほどいるかと思いますが、そんなありふれたお決まりの会話が我が家でも繰り広げられました。

『夫くんが不倫したら…かぁ…』

「うん。もししたら？」

『えっと、まず夫くんが勤める会社に放火する…』

「え」

『そして夫くんのご両親並びにご親族の皆様には大変申し訳ないけど…』

「うん…？」

『亡骸になってもらう…』

「えぇ…？」

『そんで最後は自害かな？』

「なんでそんなことするの！」

『なんで不倫なんかするの！』

とまぁ本来なら「まずは証拠をとって～それから慰謝料を取って～」みたいな夫婦ほのぼの劇場が始まる筈が、片方が生粋のメンヘラであったが為に我が家での不倫の末路は、

放火、殺戮、自害、

と第三次世界大戦みたいになりました。

ほのぼのは皆無。

悲惨中の悲惨です。

「えっと、じゃあ俺がもし不倫をして発覚したら、翌日には会社が燃えて、親族とかも全員死んで、家に帰ったらあるぐも死んでるの？」

『はい』

「俺は生き残るの…？」

『はい。全責任を背負って悔い改めながら頑張って生きて下さい』

「不倫のリスクやば…」

それが不倫！！

夫の不貞行為に対して、赤の他人や夫の家族を巻き込むどころか抹殺しようとする私の考えは100％理解されるものではなくて、きっと間違っていることだと思います。

そんなことは絶対にやってはいけないことだと思いますし、夫からも「他の人に迷惑を掛けたらダメだよ…」と言われましたが、

だったらするな。

(※不倫を)

で、終了しません？

え？私おかしいのかな。

正直、芸能人の不倫報道なんてどうでも良くて、何なら我が家のオーブントースターの汚れがいくら洗っても落ちないことの方が重大で、要するに不倫報道なんてオーブントースター以下です。

メディアさんには不倫報道よりもオーブントースターのお掃除テクニック報道とかをやって欲しい。

結局のところ、不倫なんて当事者同士の問題で、当人たちの間ではそうせざるを得ないのっぴきならない事情があるのかもしれませんし、外野がどうこう言うことではないと個人的には思う。

実際に私の知人でもその沼にハマっている人はいるし、それに関して相談を受けることもありますが、そこには当人にしか知り得ないバックグラウンドがある訳で、部外者の私がそれを否定することは一切ないです。

寧ろ自分自身が未経験の境地なので、話を聞くのはちょっと面白いです。

只、

夫は「関係ない人を殺すのはダメだよ」と念仏のように唱えるのですが、信頼していたパートナーに裏切られるのって、もう心を殺されたも同然じゃないですか。

肉体的に殺されるのも、心を殺されるのも、私はあんまり変わらないと思うんだけどなぁ。

心が死んだらもう生きてらんないもん。

(※あるぐ的経験上)

まぁ不倫なんかで死ぬ必要ない！っていう意見も勿論ありだし、それはそれで素敵な考えだと思うのですけどね。

ってかそもそもですが、夫よ。

周りの心配ばかりする前に、

私の心配をしてくれ。

私だって好き好んでシリアルキラーになりたい訳ではないのだが。

何が悲しくて津山事件のように夫家族の集落を没落させねばならないんだ。

そして自害の際の遺書に

『うつべきをうたず うたいでもよいものをうった』

(※津山事件 犯人の遺書より抜粋)

とか書きたくないわ。

～まとめ～

不倫を何度繰り返そうと全然ウェルカム！な家庭もあれば、一度の過ちが末代まで語り継がれるような事件に繋がる家庭もあるということです。

不倫をする人は夫や妻がシリアルキラーになる可能性も0.001％くらいはあるというのを念頭に置いて行いましょう。

私がその可能性を170％くらい占めているので、皆さんは大丈夫だと思いますけどね！！

というわけで、本日もご通読ありがとうございました。

何となく交わした夫との会話ですが、不倫された場合の皆さんの考えはどうなのだろうなとちょっと思って書いてみたら、自分は割と危ない考えなんだなって再認識することが出来ました。

でも何が一番危ないかって、

この思考のどこが間違っているのか分からない

ところですかね。

では皆様、続く雨の中ですが、今日という日が良き一日でありますように。

Twitter↪@CiceroLost

P.S サポートして下さった方々へ。

前回の記事にてお礼文を書く前に離人フィーバーに陥りそのまま投稿してしまった為、こちらで失礼します。

サポートの際のメッセージ、とても嬉しくて、全て保存しております。

中でも「7月の貢ぎ物です♡」とのメッセージを下さった方、正直めっちゃ笑いました。

感謝は勿論第一なのですが、『あ、私貢がれた』って素になりました。

全ての方にお伝えしていますが、私に価値を下さり、本当にありがとうございます。

こうゆう記事が読みたいとのメッセージも全てしっかりと承っております。

じゃあ何で今日は不倫について書いているんだって話なのですが、これ下書き保存されていたやつだから……！

また昔みたいに沢山の記録を残せたら嬉しいな。

そしてそれを読んで下さる方が記憶の片隅に少しでも残してくれたらもっと嬉しい。

と、長くなりましたが、兎にも角にも、ありがとうございますなのです。

ではまた◝( ˙ ꒳ ˙ )◜