僕の社会人は、パクるどころか強制から始まりました笑

「 お前の意見なんて聞いてない、 俺の言った通りのことだけはやっとけばいいんだ」
と、 言ったのは 電通営業時代の上司でした。
「おいおいパワハラじゃねえか」
という人もいるかもしれませんが、とても愛ある上司でしたので、当時の僕は、 違和感を抱くこともなくひたすら働きました。
さて、昨日ブログの続きですが、
僕の社会人はパクるどころか強制から始まりました笑
昨日ブログはこちら:https://note.mu/aruyo/n/nf935150a5e2f
振り返ってみれば 結果的にこれは良かったと思っています。
右も左も分からない新入社員だから、
できる人の仕事を100%インストールするようにする。
考えたってわからないんだから言われた通りに行動する。真似る。
電通という大企業は、、 仕事のシステムが完成されています。 後輩の役目は先輩から仕事を奪うこと。
後輩が先輩の仕事を120%こなすことができるようになれば先輩は安心して次の仕事に取り組むことができます。
このように先輩ができることを後輩が徐々にできるようになって仕事の領域が増えていく。バトンが受け渡されて仕事が作られていく、
私の理解ではこれが大企業のシステムです。
後輩として先輩の仕事を全く同じように引き受けることができるようになれば 「守破離」で言えば「守」の段階が終了したと言っていいでしょう。
だからここのステージでは、真似ようが、パクろうが強制されようが何でもいいんです、仕事の基礎体力さえできれば。
であるならば 初心者、未熟者に求められることは、
先輩の言われたことを確実にこなす従順さと素直さ
と言ってよいのかもしれません。
同時に先輩に求められることは、
プロフェッショナルとしてどこに出しても恥ずかしくない後輩に育て上げること。
このシステムにおいては、ダメな後輩を育ててしまったら、その先輩はダメということになりますから。
ごくごく当たり前のことかもしれませんが、
言語化してみると、
先輩、上司、あるいは リーダーの重責は、 後輩の人生を左右するという観点で半端じゃなく重いものだと思いました。
だからこそ、
リーダーとは、そもそもその人自身が 一流として走り続けていること。
それを背中で語り続けていることが前提条件といえるのかもしれません。 
覚悟を持って生きていきたいものです。
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■ 100人プロジェクト 25/100進行中
その認識はなかった!という学びばかりです。
ご協力してくださっている皆様、有難うございます。
(100人プロジェクトはこちら: https://note.mu/aruyo/n/n7aa04b7fde82)
引き続き宜しくお願いします。

㈱ARUYO
中田雅之

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