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[ Human ] Ancient Drug / 古代の薬

 本件はトップ画像からもタイトルからもお分かりの通り危ない話です。これまでも滅多に触れてこなかった話題ですが、触れないわけにはいかない時期に差し掛かってまいりましたので、あまり綴りたくはないですが今回筆を取るに至りました。

 今まで綴らなかった要因は二つあります。第一に「アンチが歪曲する確率が高いから」。どれほど真剣に綴ろうとも「霜月がドラッグを勧めている」と広めかねられないため触れませんでした。本件を綴るにあたり、まず初めに申し上げておきますが、基本的にわたくしは一切のドラッグを勧めませんし、また、わたくし自身アルコールすら飲まないほどドラッグが嫌いです。夜の世界で多くの壊れた人間を見てきましたから………

 第二に「わたくし自身が経験していない」ため、知識との乖離があり正確性を欠くことです。本件で綴るような古き知識は有しておりますが、唯一経験しているドラッグといえばアルコールくらいなもので”経験者”として語るにはいささか役不足です。ましてや現代の"ただの毒物"となっているアルコールもどきの経験では何の意味もありません。

 これらの理由からドラッグについては綴りませんでしたが、冒頭でも申し上げた通り”時代が時代”ですので今回筆を取るに至りました。




はじめに

 内容としましては、まず「ドラッグの概念」を紐解きながら、"どういう人々"が"どのような目的を持ち"使用していたか?を綴ります。

 そのまま「古きドラッグ」「現代のドラッグ」と続き、締めに「近い将来」を綴るといった流れ。本件はちょっくらシビアな話になりますよ。では始めましょ〜、古代の薬について♪



まずは概念

 いつも言いますが、”それ”が何であるか、まずはきっちり認識しましょう。我々は様々なものが事細かに置き換えられています。「鬼子母神」で綴ったように言葉の置き換えが至る所で行われておりますので、まずはしっかり分類し直さなければなりません。その代表格が「ドラッグ」という単語。大抵の方は「ドラッグ=違法薬物」と結びついてます。「ドラッグストアー」という単語は「医薬品」と結びついているのに。

おかしいですよね?同じドラッグですよ

 んでこれ疑問に思い歴史を近代から遡って行くと訳わかめちゃんになります。メディチあたりに辿り着ければ御の字。そんな時は「怪しい”あいだ”はすっ飛ばして」直接古きに学べば良し。ではまず古き時代のドラッグとはどういうものだったのでしょうか?

 治療術(薬学含む)はもともと聖職者が所有する秘密の学問の一つであり、その源泉の謎は、宗教的信仰の発生を覆っているのと同じ帳で隠されている。全ての高次な知識は元来聖職者階級の手に握られていた

 聖職者たちはその神的な特権を用いて法律を作り実施し、支配者を指名し彼を支配し、人々に必要なものを供給し、死者の運命を支配した。

『秘密の博物誌』

 この一文から色々なものの本質が見えちゃってますね。少々補足します。

  • 「聖職者が所有する秘密の学問」・「宗教的信仰の発生を覆っているのと同じ帳で隠されている」
     
    これはカバラにヴェールをかけている人々と同じ人々が医療にもヴェールをかけているということ。

  • 法律を作り実施し
     いつも言いますが「法律は大衆のためのもの」ではありません。これについては後ほどはっきり綴ります。

  • 死者の運命を支配した
     これもいつも言いますが「死後の褒章・死後の罰則」という死後の世界の話を持ち出し現世の人間の心を縛る魔法です。法律と対になっている魔法。

 カバラのような「この世の仕組み」に関する高次の知識が特権階級によって独占されていることは繰り返しお伝えして参りました。その「独占されている智慧」の中に「医療」も突っ込んでください。そういうものなのです。



・法律を作り出し実施

 我々の善悪の判断基準は「己の心」ではなく「支配者が作り出した法律」です。幼き頃から常識として刷り込まれているため、善悪の判断は己の心でしていると思い込んでおりますがガッツリ刷り込まれたものです。法律の定義をしっかり頭に入れて下さい。

 しかるにその支配階級というものは,それぞれ自分の利益に合わせて法律を制定する。そしてそういうふうに法律を制定したうえで,この,自分たちの利益になることこそが被支配者たちにとって「正しいこと」なのだと宣言し,それを踏みはずした者を法律違反者,不正な犯罪人として懲罰する。

『国家』

 この視点でドラッグが我々の体に与える影響を数値化した表をご覧ください。

 これもうちょい分かりやすくします。様々な影響が数値化されていますが、まとめて累計にしてみましょう。

ニコチン / 20
ヘロイン / 26
コカイン / 20
アルコール / 23
カフェイン / 8
大麻 / 8

 さて、あなたの「違法薬物」の定義は「体に悪いから違法」なのですよね?わたくしも同様で、「体に悪いから」「脳に多大な影響があるから」、これらの理由でドラッグを摂取しません。しかしながら、おかしなものが一つありますよね?

 コカインを越えヘロインに届きそうなアルコールは合法ですよね?ではあなたの「違法薬物の定義」にアルコールを当てはめて下さい。違法ですか?合法ですか?

 もう一度あなたに問います。

あなたの違法薬物の定義は「体に悪いから」ですよね?

アルコールは違法・合法どちらに分類されますか?

 わたくしは自分の善悪の定義にアルコールを当てはめますと「コカインを越えヘロインに届きそうなアルコール」ですから「体に悪いものであり」絶対にやりません。ですから違法です。もうちょいはっきり言いますね。

 わたくしの概念では、アルコールはヘロインとコカインの間に位置するドラッグで、わたくしの善悪の定義に当てはめますと悪以外の何者でもありません

 例えば、友人に「飲みに行こ〜」と誘われるシチュエーション。これわたくしの概念ですと「コカインとヘロインの間に位置するドラッグをキメに行こう」です。わたくしのドラッグの定義は「体に悪いもの」ですから当然です。ではあなたの概念ではどうですか?「ちょっと一杯の嗜好品」ですか?「酒は百薬の長」なんて言葉を真に受けてませんか?下手したら「飲料水」に分類している人がいるかもしれません。

 よく考えて下さい。なぜ体に悪いものを「大した事ない」と思い込んでいるのですか?それは法律で禁止されていないからですよね?おかしいですよね?法律が我々国民のためのものなら、体に悪いものは禁止しているのではないでしょうか?

 ではこの中毒性のある体に悪いもので利益を上げる人々は誰でしょうか?タバコ農園、コーヒー農園、葡萄農園、麦畑などを奴隷にやらせていたのはどういう人々ですか?大衆の思考力を落として得をする人々と繋がってますでしょ?

 いい加減気づいてください。こんな人々が莫大な金かけて宣伝し「良いものだ」と常識化し蔓延させているものですからね。国の支配体制に文句言いながらも酒飲んでお布施してるのですから、支配体制がひっくり返るわけないのです。

 よろしいですか。法律というものは我々のために実施されているものではないということを理解して下さい。我々を管理・維持するためのものです。

実感して下さい。冒頭で記した以下の引用を。

 治療術(薬学含む)はもともと聖職者が所有する秘密の学問の一つであり、その源泉の謎は、宗教的信仰の発生を覆っているのと同じ帳で隠されている。全ての高次な知識は元来聖職者階級の手に握られていた
 聖職者たちはその神的な特権を用いて法律を作り実施し、支配者を指名し彼を支配し、人々に必要なものを供給し、死者の運命を支配した。




・古き智慧

 ではなぜ体に悪い陶酔物質を大衆にばら撒くのか?結論を先に申し上げますと「バカにするため」に他なりません。そう書くと簡単そうですが、事はそう単純ではありません。

 まずはドラッグが本来どういうものなのかをご説明申し上げます。カバラと同様に隠されていたってのが容易に理解できますわよ。

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