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道端での会話を楽しむ心を忘れないように

先日、ベトナム人の友人と一緒に歩いていた時、道端の出店から甘い匂いが。
ひとりだったり、夫と一緒だと「何だろうね〜」と言いながら何だかんだで通り過ぎてしまうところですが、その時はベトナム人と一緒だったので聞いてみると、Bánh chuối nếp nướng というバナナを餅米で包んで焼いたものと教えてくれました。

「食べたことない!」と言ったら、すぐ「買ってみましょう」と言ってくれた友達。売っていたおばさんと色々と会話してくれて、150円くらいで購入。一応ベトナム語を習っている私ですが、「いくらですか?」しか聞けませんでした笑

焼いたバナナに、ココナッツミルクをかけて食べる

食べてみると、もちっとしたバナナとココナッツミルクが良くあって、すごく美味しかったです。今度は自分で買ってみたい、と思える味でした!

久しぶりにベトナム人の友人と出歩いて思ったのが、彼女を見ていると、道端の出店の人でも誰でも、ちょっとしたことで気軽に話かけていて、まるで知り合いのように話をします。相手も嫌な顔はせず、普通に対応しています。ベトナム人あるあるなのか、時に無愛想な表情に見えますが、会話はしてくれてるので不思議です。ある意味、愛想笑いはないのが正直だといつも思ってしまいます笑

そういう文化の中で暮らして、最初は話かけられる度に習いたてのベトナム語が活躍すると嬉しかったり、何かしらコミュニケーションができる喜びがありました。ですが、ここ最近ちょっと慣れ始めて、通じ合えない可能性など色々な言い訳からそのようなコミュニケーションに対して面倒な気持ちになっていた気がします。

友人を見ていると、人との距離が近いのがベトナムの素敵な文化だと改めて思いました。だからこそ、私もちょっと勇気を出して、心の余裕を持って、そういう距離感でベトナム人と関わりを持つように心がけたいと思った1日でした。


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