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娘が『死にたい』と言った日

【不登校】

長女が中学に入学して2ヶ月たった6月頃から、
何だか様子がおかしかった。

明るく元気で何事にもまじめで一生懸命な娘は
小学校では児童会長をするくらい活発で
いつも周りに友達がいて
いつも笑顔で優しい子どもでした


中学に入ると、
様々な環境の変化、
思春期独特の友人関係の変化、
勉強や部活動のプレッシャーに
押しつぶされそうだったに違いない。

でも、
今思えば、そんな繊細な変化に私は、

どうにかなるだろう・・・

そう思って誤魔化していたのかもしれない


学校に行かなければいけない
勉強しなければいけない
友達と仲良くやらなければいけない
何事にも頑張らなくてはいけない


『一生懸命』という言葉に甘えて
私は母として、娘のsosを見逃していた


どうにか、みんなと同じに育って欲しい
みんなと同じように学校には行って欲しい
どんなことがあっても頑張って欲しい
思春期だから、多少ごたごたがあって当たり前
どんな事があっても乗り越えられる


そんな私の表面的なエゴを
娘に押しつけていたんだと思います


ある日の夜、
風船が割れたように長女は泣き叫び、
『もう、誰も信じられない!』

『こんな自分も耐えられない』

『死にたい・・・・』

『でも、死ぬ勇気がないから、
         ママ死んでも良いよって言って・・』と



この時初めて
『私は一体今まで何をやってきたんだろう』と思った。
娘の苦しさを受け止めてあげられなくて
何がカウンセラーだ!何が子育て支援だ!!
と自分を責めました。


それから、私と娘の長い不登校生活がスタート・・・
そして、本気で自分の心と向き合うことを決めました。

つづく


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