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どこでも思考

今日はいつものドトールではないドトールに来ている。
駅ビルに入っているドトール。
郊外にあるいつものドトールとは少し客層が違う。

サラリーマン風のおじさんは店員さんに対してぶっきらぼう。
店員の若い女性にタメ口をきき、少し威圧的な態度だ。
こういうおじさん、よくいるよなあ。
と、つい思ってしまう。
他人の一面だけを見てカテゴリ分けする癖が抜けない。

私のあとから来た2人組の男女は、とにかく声が大きい。
話が盛り上がって声が大きくなるというのはよくある話だと思うが、この人たちは元々声が大きい。
そして話も盛り上がってきたようで、居酒屋みたいになってきた。
笑い声が、アルコールを含んでいるような甲高さだ。

私がノイズキャンセリングイヤホンを持っていればよかったのかもしれない。
でも、こんなにもいつものドトールと騒がしさが違うとは思わなかったのだ。
まあこのドトールの喧噪も今日だけで、いつもは静かなのかもしれないが。

たぶん私のほうも、聴覚過敏になっているのだと思う。
もう少し元気だったら気にならなかったかもしれない。
いちいち考えてしまう。
他人をカテゴリ分けしたり声量に過敏だったりする自分について、考えてしまう。
そして自分が悪いという結論に達する。
どこにいても何をしていても、そういう風に考えてしまう最近。



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