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【おうち時間】あなたはヤングケアラーを知っていますか?

おはよう。

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これはコンビニで買ったパンだよ。

シワシワとふわふわで、食べると口のまわりに粉がつきます。

それもまた嬉しいね。時間がなくてパッと食べたある朝の一枚です。

何のクリームかは想像してごらんよ。あれだっていいしあれも最高だね。

今日は少し視点を変えて

少し前の記事で、私は今回のこのコロナの自粛について、不登校児にとってこの自粛期間という“正々堂々と学校へ行かない”と言うことは、少し不謹慎かもしれないが、社会において生きる資格があるように感じたり、内心ホッとしている当事者もきっと居るはずだと言うことを述べました。私自身がそうだったから。

ですが、今日は少し視点を変えてこの「自粛」と言ういまの現状を考えてみたいと思います。

学校へ行きたくない人・学校へ行きたい人

あなたはヤングケアラーという言葉を知っていますか?

正直、最近知りました。

私はここまで、フリースクールからアーティスト活動に至るまで、どちらかというと結構濃いキャラに出会う機会が多かったです。障害者・健常者関わらず人間として。色々な立場や考えの人に出会えることはとても財産だなと思っているし、自身の表現の幅を広げてくれたり、生きていく上での視点、場所(思考)が広がり感謝します。その中、このヤングケアラーという言葉は知らなかったけど、今思うとあの人は該当したんじゃなかったのかなって思うことがありました。

ヤングケアラーって何?

引用ですが、是非ここのサイトに詳しく丁寧に説明があるので読んで見てください。

今日伝えたいことは

家庭の風通しについて、心の換気について

わたしの朝ごはんc-1

私は学校へ行きたくなかった。家にいたかっった。

でも、ヤングケアラーの子にとって、学校は私の家かも知れない。

今政府からは3密(密閉・密集・密接)を避け、換気に気を配り、学校なども休校となり、自宅での待機を心がけてくださいと述べていますが。

では、1ミリでもヤングケアラーの子たちや、いや、【心の換気】について考えてくれた人はいるのだろうか。そう思ってしまいます。

(学校)というテーマから見ると私の発言は相反するものになりますが、(家庭の換気)というテーマからするととても一致する重要な課題だと思うのです。

不登校児にとって、学校と当事者やその家族。という問題からだんだんと家族=家庭内の問題にすり替わっていくことが多いのです。とても閉鎖的な思考、家族ごと学校=社会から孤立してゆくこともあるし、そこから精神的に参ってしまうこともあります。家庭内になんとく空気がとどこうるのです。こうなるとね、子どもは罪悪感に苛まれる。そしてどんどん自信を失うし、自分の価値を感じなくなります。それを最も感じたのは 母から笑顔が消えた時、そして家族内に無理した「楽」が発生した時。私は、自分のせいでこの家庭は動かなくなったんだと思いました。

風が起こるのはバランスをとるとき

風は空気の移動。気圧が高いところから低いところに移動する。

陸と海の関係を循環している。

全体をバランス取るために吹いてくれているんだね。

(少し前に空気について作品を作りたくて色々みていたら、風って面白いなって思ったよ)

バランスかあ・・・・じゃあ想像してみて。

私たちの家庭でバランスをとっているものってなんなんだろう。

というかちゃんとありますか?

もし、ヤングケアラーの子にとって、学校へ行っている瞬間が唯一自分の楽しみや息抜きだったら、彼ら彼女たちの【風】だったら。もし吹くことがなくなってしまったら、どうなってしまうんだろう。

でも、この(風)は私たちが吹かすこともできるかも知れないね。

なぜなら、話を聞くことかも知れないし、彼ら彼女の何かを見ることかも知れないし、私たちのことを聞きたがってるかも知れないし。

じゃあさ、話に行こう!!コミュニケーションをとろう!!

…ちょっと待って!

話聞くよ。は、わたしをそこから遠ざける

これはわたしの経験です。自身が不登校になってから、周囲の友人やそのお母さんたち、近所の優しいおばちゃんが心配して、時に同情して

「よかったら話聞くからね、遊ぼうね」

と声をかけてくれた。

わたしはその度に自分が惨めになったし、ダメな人と上手く行っている人とレッテルを貼られているような気分になった。おそらく母も同じだと思う。

誰にも話したくないし、言ったところで意味がないと思った。何か変わるのか?わたしはわたしで生きているし、自分でこうしているけど辛いんだ。

それを話して何になるのか?

そう思う。

ヤングケアラーの中には責任感を持って、義務感を持って家族と接していたり、それが自身を守っている精神的な役割ってことも多いし、一概に決めつけてはいけない事もある。そこに生まれている関係性や家族の在り方を否定してはならないと思う。

ただ、やっぱり風が必要だと思うんだ。

石とか-1

ずっとは、ずっとは向き合えないし頑張れないから。

わたしが素直に話を聞くことができたのは、フリースクールの先生とそこに通う友人たちの言葉だった。対等に思えて、本当に自分を見てくれている気がしたからだ。そしてそこから開けてきたんだ、親戚のおばちゃんにも周囲の友人にも近所のおばさんにも。

今、STAY AT HOMEです。

もしかしたら、換気ができないお家があるかも知れません。

このわたしの投稿に答えはありません。

なぜなら、その人によって答えは違うから。人の数ほど向き合い方があるから。わたしは自分の経験しか話すことができない。

だから考えて欲しいのです。あなたが。あなたも。

もし身近に、「あれ?あの子そういえばちょっと家大変そうだな」ってあったらさ、声かける前に考えてみてください。そしてそういう事もあるんだって事を知って欲しいのです。その上で、

あなたのコミュニケーションで風を吹かせて欲しいです。

わたしは常に話していることがあります。

 朝ごはんダンス 作品は

風通しでありたい

答えではなく、考えること、想像する事を止めないで欲しいと思っています。

お家時間での風通しを(自分の風通し)を一緒に考えてみませんか?

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

今日はちょっと長いし、真面目に話しちゃったから、そうだなスペシャルフルーツサンドをあげたい気分だよ。





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