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プリンターインクと絵葉書と夫(日記 2/5〜2/7)

2月5日(月)
午前はリモート会議。今日は苦手な大人数。でも今回はちょうどいい分量で発言できた気がする。誤算だったのは、猫がずっと同室で寝ていたのだが私の発言の時だけムクっと起きてきてめっちゃニャーニャーと鳴き、それはもちろんマイクがしっかり拾っていてみなさんを苦笑させてしまったこと。なんなんだ、猫よ、嫌がらせなのか?笑

プリンターのインクを年賀状の印刷用に年末に予備で買っておいたのだが、補充することなく印刷することができたのでそのまま保管していた。今日、いろいろと仕事に使うものをプリントしたらインクが薄くなったので、そのインクカートリッジを交換しようとしたところ、どうやってもうまくセットできない。購入時に自分のプリンターの機種を店員さんに伝えて「それならこれですね」と出してきてもらったものなのに!ダメもとで買ってきた電気店に電話してみると「こちらが間違えてお出ししたのものなのでお取り替えいたします。今からご自宅まで持ってあがりますので」とおっしゃってくださった。年末なので1ヶ月以上前になるし、箱も開けたのに申し訳なかったが「いえいえ、こちらのミスですから、本当に申し訳ありませんでした」と、とても丁寧かつ迅速に対応してくださった。来てくださった店員さんには何度もお礼を申し上げた。これからもずっとそこの電気店で買おうと思った。

東京はすごい雪になってきているらしい。息子にLINEを入れたところ、午前中は出社したけれど、上司に午後はもう帰った方がいい、と言われ帰宅して在宅勤務に切り替えたそう。明日の6日も在宅勤務で良いとのこと。配慮が本当にありがたい。


2月6日(火)
昨日の会議で他県のあるかたの発言なさっていたことがとても勉強になり、もう少し詳しくお聞きしたいと思って連絡をとってみたところとても親切にあれこれ教えてくださった。厚かましいかな、と思いながらもご連絡してよかった。大人数のリモート会議は、話を広げる隙を与えてもらえないというかそれが良くない点だなと思う。こうやって、電話だとしても直接お話しするといろいろと話も広がり、最初にお聞きしたポイント以上にたくさんのことを教えていただけた。やはり対話って広がりがあっていいですね。

友人から絵葉書が届いた(ヘッダーの画像)。独身時代に働いていた教室での同い年の同僚。彼女も遠い他県に嫁いで行ってしまっていてなかなか会えることがない。普段はLINEのやり取りだけれどこういう絵葉書もいいものだ。「実家に帰る回数が少し増えました。あさひちゃんは?」と書いてあり、ああ彼女も親御さんが高齢になってこられていて様子を見に帰省することが増えたのだな、そして同じ年である私ももしかしてそうなのではないか、と気遣ってくれているのだな、ということがその短いたった一文で伝わり、彼女の言葉運びのセンスの良さと思いやりを感じてありがたかった。


2月7日(水)
夫が妙な夢を見たと言いながら起きてきた。なぜか夫が東京で働いていて息子も同じ職場にいるのだ、と。前日の夕食の時に義母が東京の雪のニュースを見て地図を出してきて「〇〇くん(私の息子)はどの辺りに会社があるんや?」と尋ねてきて、それでひとしきり三人で話が盛り上がったばかりで、その夜に夫はその夢を見たわけだ。妙な夢どころか、気持ちいいくらい近々の話で、どストレートに直結しとるやないか笑。単純な人だ。

夫の話をもうひとつ。今朝から歯茎が痛い痛いと言っていたので、あんまり痛みが続くようなら歯医者へ行けば、と勧めておいた。すっかりそのことを忘れていて仕事から帰宅すると義母が「早退して歯医者へ行ったみたいで、今日はもう帰ってきて寝てるで」と。あらまあ、あれから悪化したのか。上の一番奥の歯茎が腫れ上がっていたらしく、切開されたらしい。大ごとやないか。夫は口が小さく「マチ」がないので、歯医者では大きく開けることにはいつも苦労している。今日は切開する痛みもさることながら、口を強く引っ張って長いあいだ開けられていたことが相当痛かったようだ。「あなたは顔のパーツの穴という穴が小さいからねえ」と言うと「穴という穴が大きいのとどっちがええやろ」と言っていた笑。知らんがな笑。

「なんでこんな痛い目に遭わんといかんのや…。俺が神社の仕事でたくさん積んできているであろう徳はどこへ行ってしもてるんや…?」と弱々しくつぶやく夫であった。

#日記 #エッセイ #リモート会議 #東京 #雪 #対話 #夫 #夢 #歯医者

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